今度はへましませんので、俺を見捨てないでください、お願いします。


と言うわけで、再チャレンジ。


登場人物はshibaのと同じで八人で行きまつ。


主人公はもちろん俺、nova。


さぁ、行きますわよ。







Other Story・Chapter-1


つまり、僕らは退屈だったんだろう。


僕らは最初から失うものもなければ、得ているものもなかった時。


その時は退屈だったんだろう。


誰かから何かを奪ったり、貰ったりしない限り。


ZERO、零からの脱出は出来ないだろう。


零からの脱出。


それは耳に聞けばかっこいいものっぽいし、やってみたくなるものだろう。


だが、一度零から抜け出し、なにか失うものが出来てしまったら。


もう二度と零にはならない。


一や二は変動しないし、得るものもある。


だが、全てを失う事はこれからさきもうないだろう。


零とは、大人になった僕らには、もう無いものだし。


そもそも元からないのが零だ。


でも、零の状態の人はいずれ必ずなにかを奪ったり、貰ったりして一や二などになる。


そうなったら二度とあの零の時には戻れないのである。


だから、恐らく。


あの日の彼らも零からの脱出をしようとしたんだろう。


誰かから奪う事によって。


そうでもしないと退屈に押しつぶされてしまいそうだったんだろう。


あの日の彼らと僕らは退屈だったんだ。



――――――☆――――――


「と言う訳で今回は目指せ、東京へ、の旅です!」


うぇーい


バスの中だろ今、しかも出発してから三時間のときに言う事じゃないだろ・・・。


「nova、今どの辺?」


「今は・・・、愛知あたりかな、Noel」


その愛知あたりの山中を通っています。


バス内は涼しいけど、外は暑いんだろうな。


当たり前か、今は八月だし、夏休み最高とか言っている時期だし。


課題全部やったっけ?


まぁ、まだ東京まで距離あるし。


寝よ、グッナイ・・・。


――――――――――――――


ん、んんんんんんんんんんん。


なんか冷たい、そして・・・、いたた。


なんか体が痛いなー。


うん、起きれないほどじゃないべ。


「あー・・・、なんじゃこりゃ」


外は恐らく雨が降っているんだろう、て言うか、降ってるな。


何故なら、俺に直接当たってるからだよ。


何故直接当たっているかって?


「どうなってんだよ・・・」


見た感じで言いますとね、どこかの森の中。


バスは?俺の足元さ。


天井は?穴が開いてて役目を果たしていない。


穴って?落ちたときにどこかに当たった開いたんだろ。


落ちたって?あの上のほうからかな。


・・・、自分で答えを導き出したかも。


取り敢えず皆の無事を。


――――――――――――


なんと言う奇跡。


なんと言う慈悲。


神は私たち八人を救ってくれたぞ。


「Noelが足折ってるらしいぞ!」


そう言ったのは帝王。


雨が当たらない場所によけてやってるらしいが、そこまで行ってみる。


あー、骨折って言うより、足首脱臼?


軽くぷらんぷらんいってんな。


つうか、ほたっといたら危ないんでね?


が、しかし、助けを呼ぼうにも携帯=圏外。


場所=知らない。


万事休す。


「おーい!なんか向こうのほうに家みたいなのがあるぞー!」


どうやら探索隊の遅刻魔とTERUがなんか見つけたらしい。


移動、ね、せざるをえんか。


だって、いる場所斜面だし。


落ちたら危ないしな。


Noelをおんぶして行かないとわるいな。


体格的に・・・、shibaかな。


あ、先に行ってる。


「・・・お願いします」


しゃあないな。


つづくよん