どうも玲於です

去年も舞台の仕事をさせて頂いたので、
その時の写真を一枚あげて振り返ろうかな?と思います

舞台「アオアシ」竹島龍一







ずっと走ったり走りながら演技をして息つく暇なく展開されて行く舞台で、
今まで縁がなかった(バスケ部だったから)
サッカーの知識がとても深まった作品です

最初はFWやMFがフィーチャーされて来た作品達の中でDFが主役のサッカー作品と言うのはとても珍しいなって印象でした

とにかくサッカーについて知らない事が多かったので、J2で活躍してる友人に頼って一からサッカーについて教えて貰いました
恐らく台本を読む前準備が一番長かったのがアオアシだったんじゃないかな?と思います

教えてもらっていくうちにどんどんサッカーへの意欲が高まっていって舞台稽古初日から自分用のスパイクを買って稽古するほどのめり込みました

知識が増えれば増えるほど見えてなかった景色が見えるのと同時に、コート上では誰もが主役と言う作者さんの意図を受け、自分の板の上での立ち回りや役目を最初から見直したりしました

間違いなく自分の役者としての考え方の幅を広げてくれた大切な作品の一つです





音楽劇「ジェイド・バイン」ルピナス




自分にとって初音楽劇で気持ちを音楽に乗せて歌うと言うより、音楽で作った気持ちが演技の
きっかけになるという舞台でした

初音楽劇で初かわいいキャラのアンドロイドと言う事もあって
一番苦戦した舞台で、とにかくがむしゃらに考えました

参考になるものが殆ど無く、ゲーム作品だったり原案の黒崎さんや台本を作ってくれた花奈さんと話し合いを重ねて作って行きました

アンドロイドって何考えてるんだろうとか、考えて喋るものなのかな?とか、自分のプログラム上の中での役割ってなんだろう?とか
考えては矛盾が生じてドツボにハマって行きました

そんな中で、黒崎さんが作品を作った経緯や何でこの世界観にしたのかを聞いた時に
ジェイド・バインの世界だけで考えるから分からなくなるんだと気付かされました

この作品は板上だけでは無く、板の外まで考えなくてはいけない作品なんだと気づいたら
どんどん考えがまとまって来て

ようやくルピナスというアンドロイドが自分の中で固まりだしました

役者達だけで無く、その外まで及ぶ人達の想いが詰まってます
もちろん自分と自分以外の方も

深く語る事は自分からは言えないのですが、機会があれば一度は見ていただきたい作品です





長くなってしまったのですが、去年は沢山の大切な事を教えて頂きました

ご観劇頂いたみなさん本当にありがとうございます

今年も驚きと楽しさをスパドラと舞台両方でお見せできたらと思ってます!

今年もよろしくね

それじゃ、