元カレの写真とかって、捨てるもんなのか??
…と悩み続けて約10ヵ月くらい
先日、兄ちゃんが久しぶりに実家に帰ってきた。
兄ちゃんは最近医療系の国家試験に受かって、働いて修行しながらもう1つ資格をとるために学校に通っている。
そんな兄ちゃんになんだか合わせる顔がなくて、なんとなーく避けていたけどやっぱりバレて、
「お前最近どうなの?」
という話題になってしまった。
けどどうと言われても、自分でもよく分かんないのです。
頑張ってるよ!なんて嘘は言えない。
兄ちゃんに嘘をつくのは不可能で (…ってか兄弟の暗黙のルールというか禁忌というか)
でも、
脱力感と無気力感と自分への失望感しかない、もうやる気が出てこない、何もできる気がしないし何もしたくない
なんて言えない。
お母さんの前でそんな事絶対言えない。
何も言えないから黙る私…
沈黙続く。
あまりの自分の情けなさに私泣く。
兄ちゃんの 「ちょっとお母さん席外してくれる?」 でお母さん席を立つ。
何から話していいのかわかんなかったけど、
とりあえず勉強がうまくいってないことと、ちょっと諦めが入ってしまってるけどまだ諦めたくない気持ちもあること、勉強頑張ってる弟や、お母さんに申し訳ないと思ってることを伝えた。
「本当はもう何もしたくない、何かしなきゃいけないのは分かってるんだけど何もやりたくない」 ってことは言えなかった。
そんなこと言ったって何もならない
誰かに相談したって、どんなにいいアドバイス貰ったって、結局は自分がやろうと思わなきゃなーんも変わらない
そこまで全部わかってて、その上でやらないんだから、もう自分が嫌で仕方ない
誰かに心配してもらえるような上等な存在じゃないんです私。
もうごめんなさいとしか言えないよ。
そんな感じのことを個人面談中ずっと考えていた。
ここまできてもなお呆れられるのが怖くて全部は言えなかった
兄ちゃんは、そんな簡単にとれるような資格じゃないんだし別に無理だと思うんならさっぱりと方向転換すればいい、これじゃなきゃって固執して精神壊すのがいちばんあほらしいことだしお金とかのことで家族に申し訳ないとかは考えなくていい、俺もそれはずっと思ってたけどお母さんにそれはお前が決めることじゃなくて親が決めることで私達がいいと言った時点でそれはもう気にすることではないと言われたし
というようなことを言った。
けどなんかあたしはもう自信がなくて、ウジウジしてた。
そしたら「オマエもう東京こい!!」と。
資格とるにしてももっと人いっぱいいる最前線でやらなきゃダメだし、とにかくまずはここを出ろ!動け!
と。
兄ちゃんは、最近2つ部屋があるところに引っ越したんだけど、学校も通ってて収入はそんなないから親に家賃だけ出してもらってる状態で、けどほとんど寝に帰るだけなのにそんな広い所に住んでるのが心苦しいと思ってて、かといってもうちょっと狭い所に引っ越すのも引っ越したばかりだしなぁと悩んでるところだったらしい。
だからまぁ2人でルームシェアすれば一人暮らしするより全然安いし俺の気持ちもちょっと楽になるし一石二鳥
ということだった。
お母さんもやっぱりここにいるよりも出た方がいいよ、と
…うん、私もそう思います。
気付いた。
生活や今の状態を変えるのは自分にしかできなくて、自分を変えるのは自分の気持ちしかなくて、
そこまでは分かっている。OK。
けどそこまで分かってるくせ変えられないのは自分の甘さで弱さで、
「ここまできたら、一体自分どこまで堕ちられるんだろう」なんていうチャレンジをしてしまう程の破滅傾向にある今の私は、
「明日はやる!今日こそはやらなきゃやばい!
…けど漫画読んじゃう」 みたいな只のおばかさんに成り下がっている。
腐っている。
だからもう「気持ちから」ではどうもできないんだと思う。
だからもう嫌でもやらなきゃいけない事を増やして、毎日をやらなきゃいけないことでいっぱいにしてまずは人間としての生活を築いてからやっと充実感とやる気が生まれてくるんだと思う。
もうそうやって無理やり自分を追い詰めないと自分の気持ちだけではもう立てない。
このまま実家にいたら100パーセント甘えたままになってしまう。
バイト探して働いて学校行って…絶対今よりキツいけど、
予備校も今までしっかり勉強してきた人ばっかりだろうしもう出遅れてる感まんまんだけど、しょーがない
実は、まだ色々現実的な細かいこと考えてウジウジしていたけど、書いたら色々整理できてきた。
元々恵まれた環境なんてないんだしあったらあったでそれに甘んじて怠けてしまう。
あたしは今時間もたっぷりあって親の仕事手伝えばバイト代ももらえるっちゃもらえるし仕事場でいつでも勉強もできるし、恵まれた環境なのは間違いない。なのにそれでもやらなかったのは、それに甘んじて怠けてるからだ。やっぱ多少ムリして張り詰めてるくらいじゃないとあたしはダメなんだ。
あたしはムリしてる自分が好きなんだ。
ちょっと死んでこよう。
東京行っても辛いだろうけど頑張ってて辛い側の人間になろう。
そんなこんなで来月から東京に行くことになった。
すんなりバイトとか決まるかもわからんし色々不安ばっかだけどとにかく行くと決めた。
んで、あたしが行った後に元カレとの写真とか過去の日記とか見られたら最悪だぁーとか思って、
ずっと扱いに困ってた思い出たちにさよならすることを決めた。
未練で捨てられない訳じゃないのだけど、人生の大切な一部なのになかったことにしていいのか?という気持ちと、
わざわざ処分するっていう行為自体が未練がありますって言ってるみたいでなんか腹立つってのと、けど持ってる意味は!?という気持ちとでずっと迷っていたけど、
今回のことでやっと処分する気になった。
こうなったらただゴミ箱にポイするだけじゃなくて目の前で燃やしたくて、わざわざバーベキュー用のコンロ引っ張り出してきて庭で一枚一枚写真や日記を燃やし始めたんだけど、
写真一枚燃え尽きるのに結構時間かかるんだなー
そして庭で焚き火禁止ってことになってるらしいからいつ放火と間違えられるかとか煙で近所の人に気付かれるか気が気じゃなく結構早い段階で燃やすのは諦めました。(←ただのチキン)
残りはシュレッダーで処分したけれども、それでも結構スッキリした。
忘れ去るのとは違うから、写真は一枚一枚しっかり見て、その場面思い出して、心の中に封印して処分した。
日記は今読むと結構自分にも悪いところあったなって気付いた。そんな自分とバイバイできるように処分した。
あとに残ったのはただの大量の細かい紙屑で、
「あーなんだ、これだけのことだったんだ」って思った。
やっぱりモノが残ってるってだけで、心のどっかには何かが生きてしまってたのかも。
忘れるためとか、憎らしいからとか、そういうことじゃなくて、やっぱスタンスとして、処分して良かったのかも。
まぁ、全部というわけじゃないけど。
クラスで撮ったのとか、何人かで撮ったのとか、いい写真とか(笑)は残してあるし、
プリクラも後で見てからふふっとなれそうなのとか、自分が可愛く写ってるのとか(笑)親や兄弟に見られても別に大丈夫なレベルなやつ(←)は残して箱に入れてしまっておいた。
東京に行くのは元カレもいるこの場所から出たいってのもちょっとはあるんだよね。
ほんのちょっとの、全然我慢できるレベルですが。
まだ恋愛をする気には到底なれないけど、このブログに「元カレ」という言葉が出てこない程度には他のことに夢中にならなくちゃ。
まぁいつも考えてるわけじゃないけど。むしろ今は考えたときにブログ書くみたいなかんじだけど。
よしっ、ムリするぞ。
動いて動いて
道端の石コロから、生きた石コロになる。
流れ星になったる。
あーはやく宇宙兄弟新刊出ないかなー。