ZERO1の旗揚げ10周年記念興行となる6日の「プロレス」東京・両国国技館大会では、破壊王こと故・橋本真也さんの長男・橋本大地がプロレスデビュー。闘魂三銃士の蝶野正洋とのシングルマッチで堂々の“破壊王子”っぷりを見せ付けた。

 橋本真也さんは新日本プロレスでデビューし、蝶野、武藤敬司と共に闘魂三銃士として活躍し、ルイヴィトンバックコピー  数々のタイトルを獲得。小川直也との抗争や引退などを経て新日本を退団し、01年3月2日にこの両国で新団体ZERO-ONEを旗揚げした。だが、04年にZERO-ONEを離別し、05年7月11日に脳幹出血により、40歳の若さで急逝した。
 父同様、プロレスラーを志した大地は、高校に通いながらZERO1の興行に帯同するなどしてトレーニングを積み、09年9.21後楽園ホールではエキシビションマッチとして小林聡とキックルールで対戦。昨年8月より正式に練習生としてZERO1に入団し、高校卒業となる今年、ついにプロレスのリングへの初陣が決定した。

 もう1人の闘魂三銃士・武藤が実況席から見守る中、父のテーマ曲であった「爆勝宣言」と大「橋本」コールに迎えられ、ハチマキ姿で入場。父親のパンタロンを彷彿とさせる赤いラインが入ったショートタイツ&レガースに身を包んだ大地は、堂々としたファイトで大物っぷりをアピール。蝶野に力比べで押し込まれてもブリッジで返し、張り手を見舞ってみせると、父親譲りのキレのあるハイキックを連発。場外でツームストン・パイルドライバーを食らった場面ではセコンドの大谷晋二郎のゲキに応えるように自力で立ち上がってみせる。カウンターのケンカキックにはニールキック2連発で反撃。シャイニングケンカキックから一度はロープに逃げるも、蝶野が頭突きからSTFを決めると、あえなく力尽きた。

 試合後、蝶野から「越えなきゃならない山はたくさんある。登ってみろ、おまえの力で」とゲキを飛ばされ、武藤からは「次はオレとだ」と対戦要求を突きつけられた大地は「やっとここまできました」とデビューという第一関門を越えたことに安堵しつつも、「顔と首が痛い」とプロの厳しさを実感。無我夢中で戦いながらも、自分で一番自信がある蹴りを出せたことに充実した表情を浮かべた。戦った蝶野も「肝っ玉が据わってる」と新人離れした度胸を高く評価し、武藤は「この運命を生き抜いてほしい」と、ようやく第一歩を踏み出した大地にエール。また、大地をデビュー前からずっと見守ってきた大谷は「大地がプロレス界にとっての宝、光であるならば、どんどん経験を積ませたい」と他団体にも積極的に送り出す構えを見せた。
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