夏に連絡した外壁に修理に関する返事が
現場監督Oからやっと来た。
やはり思った通りのうちにはあまりよろしくない返事だった。
O:「スパッツさんですか、Oです。」
私:「はい、連絡待ってました。」
年末に約束した1月16日は守ったな。
さすがに、これ以上遅れて連絡してくることはないか。
O:「外壁の件ですが、
メーカーの人ではなく実際に補修を担当する
業者に見に行かせました。」
私:「やっぱり補修になるんだ。」
O:「そうですね、業者に見てもらったのですが、
北東の位置の欠けは補修で直した方が
きれいになるとの事です。
ベランダ側も見たようですが補修で大丈夫です。」
私:「補修って・・・」
O:「パテで埋めて」
私:「パテ埋めか・・・」
O:「パテ埋めしてきれいに整えて、塗装します。
塗料の方も発注してあり、
納期が1月末か2月頭になりそうです。」
私:「パテ以外の方法は無いの?」
O:「同じパネルはもうないんです。」
私:「えっ、無いの??」
O:「そうなんです、スパッツさんの家の外壁は
廃番になっていて入手できません。流通倉庫の方も
確認したのですが、どこにもないのです。」
私:「同じ型番でなくてもいいので、色違いとか後継番はないの?」
O:「そうなんです、廃番になっていて入手できないし
倉庫にも在庫が全くないんです。」
私:「別の外壁だとみっともないかな??」
O:「わたしはあまり勧められません。」
私:「パテ埋め補修が最適なの?」
O:「最適・・・。最適かと言うと最適だと思います。」
私:「でも、補修した箇所 目立つでしょ」
O:「スパッツさんが見れば、どこがどう傷ついていたか
知っているから、『ここが補修した箇所』って
すぐにわかると思いますが、知らない人が見れば
分からないと思いますよ。」
私:「絶対に分からない??
割れている所を知らない人に見てもらって、
『ここでしょ』って指摘されたら直っていない(補修できていない)って
みなすから。いいよね。」
O:「多分、スパッツさんが見れば、『ここが補修した箇所』って
すぐにわかると思いますが、知らない人が見れば
分からないと思う。」
私:「だったら、知らない人が見て『ここ』ってわかったら
補修未完了、直ってないってOさんに言うから」
で、結局、パテ埋め補修の方向で進むことになった。
O:「塗料の納期が判ったらまた連絡します。
その時に、工事の日程調整をさせてください」
私:「どれくらいかかる?」
O:「最低2日。続けて2日間ではなくて、パテ補修が1日で、
パテが乾いてから補修(塗装)するのが1日です。」
私:「じゃあ、日程連絡くれるんですね」
O:「はい、連絡します。」
こうして外壁補修の話が少し進んだが
我が家の価値は、がた落ちだろう。
外壁がひび割れした、パテで補修した家を誰が買いたいだろう。
結局、わたしの悩みは解決しないのだろう。
老後・・・
我が家を手放さなくてはならなくなったら
この事が我が家の価値を下げることは あきらかだ。