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2011年3月
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まだ、住み始める前の事・・・
フローリングのワックスの手間やキズ防止の為に、
フロアコーティングをした。
LDK、一階の廊下、玄関ホール、階段、2階廊下だ。
2階は廊下以外やらなかった。
2階の各部屋は、防音カーペットを敷く
事にしておいたからだった。
防音カーペットを敷くことにした理由は上下階の
音に対しての対策があった。
うちがT社との契約を決める直前に
何件か現場見学会をさせてもらった。
思い出せば何件かの現場見学会の時、
クローゼットなど見えづらい場所の
施工について???と思う事があった。
それを指摘した時は、「あ これわかってますから、
直しますから」と言っていた。
この時にすでに兆候はあったのだ。
でも、まさか自分がと思ってしまった。
うちがT社に決めて失敗したと、会社の上司に
話しをした時、上司はT社について
展示場でクローゼットとか
見えない所の施工に問題がありそうだった
のでやめたという話と合致していた。
上司はうちがT社に決めたと聞いて最初
そのことを言い出せなかったと言っていた。
防音カーペットを敷く根拠になった
現場見学会の時の話だが、
うちは施主の方があまりにもうれしそうに
していたので、キラキラハウスと命名した。
そのキラキラハウスでの出来事。
やはりクローゼットの施工が???だった。
その時も、営業Hがやり直すんでと言っていた。
そのキラキラハウスの施主の方には、
2人の幼稚園か小学校低学年くらいの
女の子がいた。
その女の子2人が二階でバタバタ暴れていて、
すごい音がしたのだ。
140cm収納ルームが間にあった
その上の部屋で暴れていたのだ。
一階で話をしていた営業Hがその時、
「某軽量鉄骨のハウスメーカーよりマシなんで」
と言っていた。
多分競合していた、セキスイハイムのことだろう。
この時のことを覚えていた妻は、上下階の音が
気になったらと判断し、
防音カーペットを敷くことににしたのだった。
今になってみると、このハウスメーカーは音に
弱いのだろうと推測する。
この後の本社の対応とこの時の営業Hの話し方で
うちはそう判断している。
でも、この時はそんな事思ってもみなかった。
営業Hがしつこく聞く妻に対して何度も
大丈夫だと言っていたからだった。
話しは戻って、
フロアコーティングの施工の日だった。
これは、T社ではなくうちが手配した業者に
頼んでいた。
始まりは私の立会からだった。
まず始める前に、業者は床のキズなど丹念に調べる
ことからやっていた。
そこで何点か、床のキズの指摘を受け、
(施主検査の時には気が付かなかった)
その時にすごく印象的な事を言われた。
ドアの取り付けについてだった。
ドアの取り付け箇所のほとんどの床に
薄いがスリキズがあった。
業者に
「多分、養生しないで取り付けたんでしょうね」
と言われた。
私も這って、見てみると確かにスリキズがあった。
普通、大手のメーカー(セキスイハウスなど)は絶対に
ありえないキズだと言われた。
というか、だいたいほとんどこんなことはないらしい。
改めて、T社が雑な施工だと思い知らされた。
あまり目立つものではなかったし、そのまま
コーティングをしてもらったが、
複雑な思いがあった。
現場監督Oにはその日にすぐ
その話をしたが、
「ああ そうですか」程度で受け流されてしまった。
この時は、私もそれ以上何かいう事はしなかった。
何か言う気にもなれなかったのだ。
言っても仕方ないそう思ってしまった。
幾つもの兆候を見逃して、T社で建ててしまった
私たち。
自業自得だと言われれば、それまでかもしれない。

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