犬の寿命は短いでしょ

犬が亡くなると悲しくて辛くて。。。

だから

辛いからもうこのコが亡くなったら

犬は飼わないの

 

最近よく耳にするこの言葉

 

人間というものは我が儘な生き物だと改めて感じます

 

 

 

犬の寿命

 

大小の大きさあっても10~16年

自然に命を全うするならば

病気などで犬が辛い姿を見せるのは

長くとも2~3年ではないでしょうか

 

ならば

その前の7~13年は?

犬は私達とどう過ごしていた?

 

今は犬と共に生活をしていない私

 

 

 

ふた昔前に戻って。。

二十歳そこそこだった私は

犬を迎えると今までの生活は一変し

毎日の暮らしが賑やかになりました

 

今まで自分の事だけを考えて動いていれば良かったのが

朝起きたら

まず

自分より先に犬のおしっこに外へ

帰ってきたら犬にご飯

そうしてやっと自分の事が出来る

 

お留守番させる時にはもっと大変

お散歩沢山して

お家の中に危険性があるものがないかチェック

お水はきちんと入ってる?

うん大丈夫

 

今日は何処何処に行ってくるからね

何時位に帰ってくるからお利口に待っていてね

犬にオヤツを1つあげて

じゃ行ってきます

 

帰ると

犬の尻尾の振り

精一杯揺らす体が訴える

 

ずっとずっと待ってたよ~

遅かったよ~

もう!もう!もう!

 

はいはいごめんね~

お散歩行こうね~

 

帰っても愛犬の気持ちが落ち着かないと

自分も落ち着けなくなってしまう(笑)

 

自分の事だけ考えればよかった毎日が

犬の事優先になった毎日

 

正直

若かった私にはそんな日々が

重たいと感じる事がありました

それは。。自分を優先したい時

 

遊びたい時

彼氏と旅行に行きたい時

常に私にべったりだった愛犬を

もう!

と何度も思った事がありました

 

 

 

犬と向き合うと

知らない自分が出てきます

醜くて汚い自分の心

 

それは恋愛とよく似ていて

心が穏やかになったと思ったら

嫉妬したりもう嫌!と思ったり

 

犬はそんな嫌な自分の事も

真っ直ぐ見つめて

真っ直ぐな眼差しで甘えてきます

ペロペロと顔を舐めてくれる愛犬は

まるで。。

 

大丈夫!

そんな貴方が丸ごと大好きだから

僕がずっとずっとそばにいるからね

言葉に出来ない愛犬の言葉がぬくもりから伝わって

 

大嫌いだった自分

そして落ち込んだ自分

何十回私は愛犬に救われたことか。。

 

犬を迎えると世界が広がります

 

それは本当に些細な事から

 

外を歩くなんて無縁だった

空があんなに青くて

雨が降り出す前の雲の形なんて知らなかった

春の匂い

夏の匂い

そんなの感じたこともなかった

 

えっ?

あんな所に鳥の巣?

えっ?

雨上がりの蜘蛛の巣ってキラキラ綺麗なんだね~

 

愛犬と遊ぶといつの間にか無邪気に遊んでいる自分

 

一緒にヨーイドン!

思いっきり走っても全然勝てない(笑)

何度思いっきり走って草むらに寝ころんだろう

その空の青い事

そのなびく風の気持ちいい事

 

青森にいた頃には

田んぼの散歩中に突然姿を消しました

もちろんロングリードは繋がっているわけですから

???リードのさきを確認すると

肥溜めみたいな所に落ちていた愛犬

本人はキョトン??

泥草まみれの愛犬をみて大爆笑!!

落ちる~?そこに~?

 

 

自分がこんなに笑う人間だと知らなかった

自分がこんなに無邪気になれるなんて思わなかった

 

こんなにいろんな自分を見せても

貴方は私といてくれる

こんな私を必要としてくれている

 

そう思えるのは

例え

旦那様でも

子供でも

親でも

難しいこと

 

私にとって愛犬は

自分の存在価値を見出してくれました

 

 

 

昔も今も

子供が犬や猫を飼いたいと言うと

自分で面倒が見られないからだめよ

 

そんな会話があちらこちらで聞かれます

 

今の世の中は核家族とも言われています

それは

ご近所づきあいが無くなった事も重要視されています

 

けれど私は違うと思う

 

昔は何らかの動物と共に暮らしていたり

隣の家には外でミックス犬が繋がれていました

 

その動物たちに子供だった私は

いつも気持ちを聞いてもらっていました

毛を撫でる事で

いつも温もりと安心感をもらっていました

 

今の子供たちは

犬や猫の触り方もわからない子が多い

本当にこれには驚かされます

 

どんな時代も

犬は人間と共に生きてきた

その意味は

犬と共に暮らし

犬の最後を見とどけた方だけが

理解出来る事なんだと思います

 

自分より小さな命

自分より短い命

自分の気持ちを

言葉にのせて伝えられない命

 

 

私は

この小さな命にこそ

今の核家族の救世主だと感じてなりません

 

犬を飼うのは

看取るのは

辛いだけではない

 

何倍も何百倍も

目には見えない最高の幸せを分かち合える

素晴らしい世界が広がるということを

今後も訴えていきたいです

 

 

何十頭もの犬達を見てきても

辛い気持ちなんかより

感謝の想いで溢れています

 

私に

ありがとうの気持ちを教えてくれたのも

今まで出逢えた沢山の犬達です