普通に飼われてる事が幸せだと思いますか?
何十年もトリマーをしていると
いろんな事を目にします
いろんな事を耳にします
一般の家庭で
飼われているワンちゃん

どう見ても
両後ろ足が外れて
歩く事も出来ないのに…
何かあっても責任は追求しないから
洗って下さい
どう見ても
眼圧がかかって
眼球が半分飛び出しているのに…
臭いから洗って下さい
どう見ても
今すぐ病院でしょ!
のコ達が
…
飼い主さん曰く
トリミングして綺麗になったら
病院へ連れて行きます
…
保健所で
収容されているコ達を
シャンプーしに入っていた時
いろんなコ達を見てきました
その保健所は犬は外
真冬の夜は
ー20度にもなります

その中にいたマルチーズは
毛むくじゃらで震えていました

下痢が止まらずガリガリで
今にも息耐えそうなマルチーズ
たまらなく連れて帰り
今は姉の所で
幸せに暮らしています
ブリーダー崩壊で
引き取った犬の中に
シーズーのプリンはいました…
目は飛び出して
体は肋骨が見える程
体毛は何がどうなってるのか
毛玉に毛玉が連なり
ボロ雑巾が動いているよう
そんなプリンも
推定17〜18歳まで
穏やかな老後を過ごして
お空に逝きました

いろんな飼われ方
いろんな育ち方
いろんな愛情
それぞれなので
どれが犬達にとって
良い事なのか
幸せなのかは
わかりません…
私だったら!
いろんな飼い主さん
いろんな犬達をみて
そんな感情が湧いてきて
思わず

ぶつけてしまいたくなる事も…
いつもです
だからかな

お散歩をしているワンちゃん

飼い主さんと
アイコンタクトをしながら
尻尾を振って
楽し気に歩く姿は



私にはとても
眩しくて

嬉しくて
目頭が熱くなります
一般的に不幸なんじゃないかな?
と思われる飼い方を
私はしている気がしても…
そのワンちゃんは
ずっと
その飼われ方をされていて
他の飼われ方を知らないから
幸せなのかもしれない…
私が飼っていたスパイクも
幼犬から1歳まで虐待を受け
1歳からは16歳まで
私なりに愛情を注いできました

最後の半年は
腎盂炎で苦しんだけれど
スパイクも
幸せを感じてくれたと
私は勝手に思っています
いろんなコがいるけれど
最近思うんです
幸せの分量は
きちんと平等に
分け与えられているんじゃないかって

酷い飼われ方をしていたコが
暖かい家族に迎えられ
長生きをすることを
よく耳にします

幼犬の頃から
可愛くて可愛くて
育てたコが

その犬生を早過ぎる年齢で
遂げてしまう事も
残念ですが
よく耳にします…
気持ちがやり切れない時ほど
自分に言い聞かせるように
心の中で呟きます
あなたは沢山の愛情と幸せを
貰えたんだね

あなたはこれからは
沢山の愛情を貰って
幸せを感じて生きていってね

早過ぎる命
これから幸せを掴む命
どちらも
幸せは公平なんじゃないかと
感じずにはいられません
