2001年 コリーヌ・セロー監督作品

あらすじ
パリ。乾燥無味な夫のポール、女にだらしのない大学生の息子ファブリスと3人暮らしをするエレーヌは、義母に訪ねて来られれば体よく追い返しながらも、自身が息子カップルを訪ねれば、体よく追い返されると云う寂しい核家族社会の中で、家事と仕事に追われるだけの漫然とした日々を送っていた。
ある夜、マイカーを走らせていたポールとエレーヌの眼前に、突如、数人の男たちに追われる血塗れの女が出現、決死の形相で助けを求める女だったが、面倒を嫌ったポールはドアをロックしてしまう。袋叩きに遭う女の姿を尻目に、断腸の思いでその場を走り去るエレーヌだったが、その翌日、執念に駆られたエレーヌは、ノエミと云うその女の収容された病院を突き止める。
やがて、日常を犠牲にしながらノエミを守ろうとするエレーヌだったが、回復したノエミの口から飛び出した話は、衝撃極まりのない物語だった
ただのコメディと侮っていたが、秀逸(そこまでではないが)なサスペンス。
とは言え、暗くなくテンションは常にアップテンポな
『赤ちゃんに乾杯』然り『サンジャックへの道』も、そして本作も
情けない男達と強い女達、と言う設定自体が何か良いし、演じる役者が実にはまっている。
フランス映画・・・・・・やはり、愛が有るのだね。