この仕事を始める前から、学生の頃から結構勉強もしてたし、本も今まで買ったことないぐらい大量購入して読んでいたし

 

これを続けていたら自分、凄くなれるんじゃないか。

 

と思っていた。

 

とにかく前とは違う、頑張るだけ頑張ってみるということをしていた。

 

でも独立して、お客さんがついて、売上が上がってきても、人の体についてわからないことは多すぎるし、

心のケアとか、カウンセリングの方面、栄養面とか、勉強することにキリがないのに

 

なーんもやる気が起こらない日々。

 

もうようするに、結局前と同じで「いやいやながら生きる日々」だった。

 

結局何しても飽きやすい性格は変わらんで。でも師匠が10年は頑張らないと。

と言ったので10年なんとか乗り越えてやろうと思っていた。

 

そこで出会ったH先生。そして施術を受けること半年。つっても計7回ほどか。

 

最後の時に言われた一言。

 

「色んなことをやって、もう、先が見えてること、薄々気づいてるんじゃないの?」

 

・・・なんとなくわかるような・・でもまだわからんのだが。

 

「はい。」

 

「今のままでいたいならそのまま師匠達についていけばいいよ。」

「まだよくわからないならこのままの生活を続ければいい。」

 

H先生は師匠に8年ほどついていった結果大繁盛し、心にはぽっかり穴が空いた先生である。

 

繁盛すれば幸せになれる、は嘘。

繁盛しても幸せじゃない先生は沢山見ている。

 

私そもそも繁盛にそんな興味ないし。

 

じゃあ何がしたいのか。

 

頭の中ではグルグルし、自分がよくわからない。フリーズする。

 

「人生変えたいの?」

「はい。」

「早く変えたいんだったらこっちに来れば?」

「はい。」

 

もう頭はフリーズ状態なのでその間に細々色々言われたけれど

流れはもうそっちに行くしかないなという感じである。

 

「そんなに人生変えたいんだね」

と言って先生は笑っていた。

 

軽い誘導尋問じゃね?とかも思うけど、今の現状を打破したいのも事実である。

 

続く。