スピッツのレコードレビュー

今回は1stアルバム「スピッツ」POJH-1009 です。

アルバムタイトルがバンド名と同じでややこしいので、今後は"ファースト"と記すことにしましょうか。

 

 

原点にして傑作ですね!

 

レコードの色は青色です。これもキレイですね〜

レーベルの貝殻は何故かA面とB面で左右対称になっています。

 

 

構成はこちら↓

 

A面

1.夏の魔物

2.月に帰る

3.五千光年の夢

4.テレビ

5.タンポポ

6.ヒバリのこころ

 

B面

1.うめぼし

2.ニノウデの世界

3.海とピンク

4.死神の岬へ

5トンビ飛べなかった

6.ビー玉

 

今回は曲順的にはそんなには思うことはないかな〜

ファーストはCDの曲順が完成されすぎてると思ってます…

 

でも「夏の魔物」が1曲目というのはいいですね。この曲が自分が行ったライブの最初の曲だったこともありますし。

 

スピッツのレコード初期7作のシリーズは今回が最後なんですが、

これまでのレコードに比べて音圧が明らかに低めになっています。

何でなんでしょうね?(笑)小鐵さんの意向かな?

それか青いレコードは材質的にあんまり深くまで溝を刻めないとか?

 

音圧は低くてもレコードらしい音はしっかり表現されているかと思います。

なんというか、春とか秋とか、エアコンのいらない温度の季節に、窓を開けて自然の風を浴びながら聴いていると気持ちの良いレコードなのです…

分かっていただけないかもしれない(笑)

 

 

ファーストのエンジニアはこれ以降スピッツと関わることはなかったですが、

個人的にはすごく好きな音なんですよね。

スティーブンマーカッセンのリマスター盤もいいんだけど、オリジナルの音も好きです。

 

「ヒバリのこころ」のドラムの音も聴きやすくていいんですよ。

 

そしてなんと言っても「死神の岬へ」のこれまで気づかなかったギターのフレーズを知れたことが大きな収穫です!"二人で積み上げて〜"のところのバックのフレーズですね

 

 

しかし「ビー玉」が締めというのは未だにしっくり来ない…(笑)

 

それではまた!