こんにちは!

 

スピッツのレコードレビュー

今回は3rdアルバム「惑星のかけら」 POJH-1007 です。

 

 

帯にも記載のように、シリーズ唯一の黒いレコード(普通のレコード)です。

(ここで言うシリーズとは1st〜7thアルバムのことです)

わざわざ記載したということは当時制作サイドにも"カラー盤は音が悪い"という認識があったんですかね。

以前も書いたように私は個人的にはカラーが悪いとは思いませんが。。

 

構成はこんな感じです。

 

A面

1.リコシェ号

2.日なたの窓に憧れて

3.惑星のかけら

4.僕の天使マリ

5.シュラフ

 

B面

1.ハニーハニー

2.アパート

3.オーバードライブ

4.波のり

5.白い炎

6.ローランダー、空へ

 

CDとは曲順が異なります。

 

 

wikiには"最初の3曲は曲間がなく繋がっている"と書かれています。

まあ確かにそうなんですが、これは制作側が意識したことだったのかどうかは微妙な話ですね(笑)

「リコシェ号」と「日なたの窓に憧れて」は確かに意図的に繋げたような感じですが、「惑星のかけら」はただ並べたからこうなっただけじゃないか?と(笑)

CDでも「日なたの窓に憧れて」が終わったら間髪を入れずに「ローランダー、空へ」が始まるし。

…どちらでもいいんですけどね…(笑)

 

 

それ以外に、今作は初めてCDとレコードで明確に変更された点があります。

「僕の天使マリ」と「波のり」はCD盤だと曲の前にSEやカウントが入っているのですが、レコードではカットされています。

 

まさにこれは曲の繋がりを意識してのことだと思います。

「波のり」なんかはSEをなくすことで「オーバードライブ」からの流れを勢いを落とすことなく自然に繋げていると思います。

 

音的なところで言うと、個人的なトピックは「シュラフ」の終盤のピアノの音が非常にわかりやすく聴こえてくるところでしょうか。楽曲の雰囲気により入り込めた感じがしました。

 

 

それではまた!