初投稿です!
スピッツのファンを長年やっています。

最近のコロナ禍になって音楽をよりちゃんと聴こうと思ったのかアナログレコードにハマり、スピッツのレコードを買い集めました。(元々は3枚だけ所有してました。)

このブログではスピッツのレコードの魅力を、アナログレコード自体の魅力も交えながら素人ながらお伝え出来ればと思っています。


視聴環境ですが、

使用プレーヤーはIONのPRO500BT

マットは付属のゴム製から別売のコルク製に替えてます。

マットを替えることによる音の違いは、、、、

はっきり申し上げて全く分かりません(笑)

でもせっかく買ったものなのでこれを使っております。

 

針、カートリッジはプレーヤー付属の"AT95E"(オーディオテクニカ)を使用します。

実はもっとグレードの高いカートリッジも所有していて、ユニバーサルカートリッジなので付け替え可能なのですが、

まずはこのカートリッジ統一でレビューしていきます。

というか、AT95Eが充分良い音なんですよね。

針圧は推奨範囲内で小さめが好みです。(この針の場合推奨範囲が1.5-2.5gで、私は1.6gに調整しています。)盤へのダメージは出来るだけ少なくしたいので…

 

スピーカーはSONYの小型スピーカーにミニジャックで繋いで鳴らします。またオーディオテクニカのイヤホンで聴くこともあります。(集合住宅故にせっかくのアナログでも大規模な音響環境は作れません。。)

両方ハイレゾ対応品なのでレコード視聴との相性は良いはず(?)

これでもガチガチのオーディオマニアの方々からすれば笑われるような聴き方なのかもしれませんが…

私は少なくともこれで幸せなレコードライフを楽しんでおります。

 

ちなみにIONと言えばスピッツが結成30周年の時にIONとコラボしたレコードプレーヤーを出していまして、私はこちらも所有しております。ただこれは記念アイテム的な意味合いが強く、オブジェとしては素晴らしいのですが、まあ回転がブレたり、低音成分の鳴りが弱かったり、カートリッジ交換の楽しみ方が出来なかったりで、しっかり音を楽しむにはちょっと不向きかなと思います。

たまーに出してきて使ってはいますが。

 

ということで、第一回は

「ロビンソン/涙がキラリ☆」 POKH-1001

7インチ、いわゆるドーナツ盤のEPですね。(EPという呼び方が正しいかどうかは、置いときましょう。)

スピッツの記念すべき最初のアナログレコードです。初期EP3作の中でも特に人気で"名盤"との声も多いみたいですね。価格もこれは特別プレミア化しているようです…

ジャケットの良さも影響してのことかもしれませんね。後に"愛のことば-2014mix-"のシングルジャケットは今作のリメイク的なものが使われました。

 

歌詞カード等は同梱されていません。

 

A面(表)がロビンソン、B面(裏)が涙がキラリ☆ということですね。

1面1曲です。1曲聴くために手間をかけるのがレコードの醍醐味ですよね〜

 

ではようやく曲の方へ。

 

・ロビンソン

これ、1995年の同時期に発売された8cmのCDシングルとか、ハチミツのオリジナル盤の音源とは明らかに音の質感が違うんですよね。一言で感想を言うならばまさに「良い音」なんです。

これがかの有名な小鐵マジック効果なのでしょうか?

(小鐵徹さんはスピッツのアナログレコードのカッティング、マスタリングを手がけておられる日本屈指のエンジニアです)

ちなみにスピッツのレコードの中で今作と次作だけクレジットに小鐵さんの名前の記載がないのですが、

カッティングは小鐵さんですよね?多分。

スピッツの書籍「旅の途中」でマサムネさんがリサイクル以前にも小鐵さんにシングルのマスタリングをお願いしたことがあるというようなことを書かれていて、それがこれのことなのかな、と勝手に思っていますが、果たして真相はいかに。

 

・涙がキラリ☆

とにかく音量がでかいですね(笑)

レコード的には良いことなんですけど。

曲終わりの残響音で回転ムラを感じるのもレコードならではですね(笑)

ロビンソンほどは他収録版との違いは感じませんが、素晴らしい音の仕上がりになっています。

7インチということで45rpmなのも影響しているのでしょうか。

 

レコードは回転速度が速いほど音が良いです。

時間あたりに針がなぞる溝の距離が長いほど、音の情報が正確に記録出来るそうです。

逆に回転速度が遅いとその距離が短くなり、音がより短い距離の中に詰め込まれてしまいます。

同じ原理でレコードの外周と内周では時間あたりに針のなぞる距離が異なり、外周の方が音が良く、内周の方が音が歪んだり割れたりすることがあります。

その辺はカッティングエンジニアの力量や使用する針にもよるみたいですが。

 

つまり、回転速度が速くレコード外周側であればとても音が良く、回転速度が遅く内周側であればその逆というわけですね。

今回紹介のレコードはシングルなので1面1曲ですが、LPアルバムの場合、1曲目の方が音が良く、後半の曲は音が歪んでしまうため、"推しの曲"を1曲目に持ってきているレコードもあるみたいです。

ちなみに今回の場合45rpmと言ってもそもそも盤が7インチでLPサイズ(12インチ)より径が小さいので、音質的にはどうなんでしょうね?計算してる人はいくらでもいそうですが。

スピッツに関係ない話が多くなってしまいましたが、

名盤と評されるにふさわしい、素晴らしいレコードだと思います。

ロビンソンと涙がキラリ☆なら他にも聴く方法はいくらでもある時代です。

しかし、このアナログ盤で聴く雰囲気はまた一味違った魅力があります。

 

次回以降もスピッツのレコードについて書いて行きたいと思っています!