スピッツのレコードレビュー
5thアルバム「空の飛び方」 POJH-1005 です。
 
 
ジャケットはレコードの大きさに合わせて右上の文字枠の大きさが若干CDとは違いますね。
また、ジャケット写真自体はCDと同じなんですが、なんか色使いがちょっと違うような・・・?
 
盤のカラーは黄色です。
 
 
今作はレーベルのデザインが面ごとに異なります。はっきり違うのは今作が初めてですかね。

 

このレコードにも個人的な思い出があって、

未使用品というものを購入したはずだったのですが、かけてみると1曲目の最初の方で必ず何箇所か音飛びが発生しました。

よーく見てみると、確かに少し広めの傷が入っていました。

そこで当時素人だった私はネットで直す方法を調べて、"爪楊枝で直すやり方"というのを実践してみたんです。極めて慎重に爪楊枝で音溝の傷の部分をなぞって溝を広げるというやり方ですね。

すると・・・

なんと直りました!!(笑)

と言っても音飛びがしなくなったというだけで、同箇所を再生するときは必ず"プツッ、プツッ"というノイズ音は入ってしまうのですが。。。

でも音飛びするのとしないのとでは雲泥の差ですから。

 

そんなスピッツとはなんの関係もない話を前置きにしてしまいましたが、

今作の構成は

 

A面

1.サンシャイン

2.たまご

3.スパイダー

4.不死身のビーナス

5.ヘチマの花

6.空も飛べるはず(Album Version)

 

B面

1.恋は夕暮れ

2.ラズベリー

3.迷子の兵隊

4.ベビーフェイス(Album Version)

5.青い車(Album Version)

 

前回同様、CDとは曲順が異なります。

1曲目が「サンシャイン」というのが良いんですよ、これが。

私の知る限りこの曲がライブの1曲目だった事例はないと思いますが、ライブの1曲目にも合うと思うんですけどね。いつか夏のイベントとかであってもおかしくないかも・・・?

 

A面は「空も飛べるはず」で綺麗に締められます。なるほど、今作で一旦流れを止めるならこの曲はピッタリですね。

 

 

B面の「恋は夕暮れ」については、間奏後の「武器を捨てて〜」のところのバックで鳴っているギターの音がとても全面に出ている気がします。CDだと気が付かなかった音の一つです。

 

全体的な音質に関しては、これまでのレコードと同じような印象です。レコード独特の柔らかい音になっていると感じました。