3回目はEP3作目の「渚/スカーレット」 POKH-1003 です。

3作目にして初めてクレジットに小鐵徹さんカッティングが記載されるようになりました。

 

・渚

シリーズの中でも演奏時間が長めの曲のため、少し音量が小さめです。

(またどこかで触れることもあるかもしれませんが、レコードは1面当たりの収録時間が長いと音を小さめに収録する方が音の劣化を低減出来るみたい?です)

 

音的には抱いた感想は前回のチェリーと大体同じ感じでしょうか。当時のCDより鮮明な音の印象です。

 

 

・スカーレット

渚と対照にこの曲の演奏時間はシリーズ1短いです。なので"1曲入魂"感はどの曲よりも強いです。針を落としたら再生終了までプレーヤーから離れる暇が無いですね(笑)

3分半くらいですから。それに使用プレーヤーにはオートストップ機能もありませんので。。。

 

この盤のスカーレットにはちょっとした思い入れがありまして。

まだレコードにハマり始めたばかりで今のプレーヤーを購入する前、もう少しランクが下のプレーヤーで楽しんでいた頃、付属の針から別売の楕円針に替えたことがあったんですが、その時初めて針の違いを音で比較したのがこの盤のスカーレットだったんです。(そのプレーヤーにも録音機能があった。今のプレーヤーにもあります。)

そこで針を替えることで音が思ったより変わるということを知って、よりレコードの世界にのめり込むようになったんです。

そういう意味ではとても思い入れのある盤ですね。

 

 

スピッツのアナログレコード初期のEP3作はこれで終わりです。