四万十町の旅、岩本寺と林家歴史館 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

しかし、4月は異動もありバタバタしました。

慣れない仕事、環境。


先日の4月30日には家族でちょっと遠出をした。

と言っても四万十町である。

四万十町の藩政時代の家老のことが気になり、行くことにした。何故、家老?はまあ、また話すとして。


ところで、

高知県は北のほうは山がちで、東西に長い。その東西は海に面し、海に面した平地は割と低くて浸水の被害が度々あり、雨がよく降る高知では排水ポンプ場というのが実はかなりたくさんある。4月から、そんな農地を守るための排水ポンプ場の再整備事業も仕事の一つとなり、向き合っていかねばならない。


しかし、今回、訪問した四万十町はそういった浸水の心配があまりない、四万十川がゆったり流れる台地の町である。かつての土佐藩時代、家老であり林家が土地の領主となった場所でもある。


ここは高知市から車なら約1時間。

高速道路の西端出口を降りたら、そこが四万十町。ついて、早速、ランチに「ゆーいんぐ四万十」に行って、土地の名物的な豚肉から離れたウドンやオムライスを食べた。あまり、昼間から肉はキツイから。長女はウドン以外に豚マンも食べていたが。


四万十町の旅は何かなと、マップを見たら、寺がある。四国88カ所霊場、岩本寺である。国道から離れ、割と近い岩本寺。


お寺を中心に町ができたみたいなところである。

用水路が流れ静かな場所である。高知市とかとはここは何か雰囲気違う。






人もまばらで落ち着いたいい雰囲気だが、本堂の天井見てびっくらこいた。何、この遊び心満載?な感じの天井画は。




こんな面白いポスターもあるし。



よく見ると門の壁にもポップなアートがある。

しかも、LOVEかい。





岩本寺を後にして、次は家老林家巡りである。

が、この辺りの情報は妻が握っていた。


にわかに林家に興味を持った妻は土佐史談会のホームページから、林家末裔の林さんが個人で開設した私設歴史館みたいな館があることを発見し、見学できるらしいこと知ったらしい。四万十町の中心地に近いようで、行ってみたら、すぐにわかった。「事前連絡してね」という意味のことをそのホームページに書いていたと思い出したのは駐車場についてからだった。個人のかなり広めの駐車場たが、ここは個人敷地だよ。とりあえず、すぐに電話してみたら主人の林さん本人が電話に出てくれて我々の見学を快諾してくれた。


林家に興味があることなど色々と長々と話をした後に歴史館を見せてもらった。林家は山内家家臣であるが、元は織田信長に仕えた一族である。林さん自身はかなりの歴史家で四万十町の郷土史編纂にも関わってようである。





内部は改装中とのことでしたので画像アップはやめておきますが、それは、それはすごかったです。やはり、土佐藩の家老ともなるとこうか、とその素晴らしいさまざまな歴史ある逸品を観た時、頭がクラクラしながら理解した。刀剣や鎧はもとより、焼き物や家具類、生活用具がところ狭しと置かれていた。説明板みたいなものが無いのも、キッパリアッサリしつ私設っぽい。いちいち聞きたかったが、また、改めて来たいので、それはに次回にしようと思った。


帰り道にある四万十町道の駅で豚肉をワイルドに食べた。めちゃくちゃ美味しい、柔らかい。四万十町に来たらやっぱり、豚肉でしょう。長女は抹茶アイスクリームをぱくついてましたが。





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