江川卓にハマる | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

最近、たまたま動画サイトを見ていたら、元巨人の
江川卓
さんが、かつて「怪物」と言われ日本中を席巻し、あの剛球の秘密みたいな動画を見て感動した。その場で関連する江川卓本をネット探したら、あった。
江川卓氏本人が書いた自伝である
「たかが江川、されど江川」
である。同時に当時の野球スターの関連本も買い、その時分の雰囲気も味わってみた。


江川卓氏が巨人に入団したのは、私が多分、小学生2,3年の頃だから、あの「空白の一日」騒動はよく知らないが、やたらとテレビ、マスコミとかに批判されていたことはなんとなく記憶している。小林投手とのトレードの件など。本書にはその裏側や江川氏の心情などあり、状況よくわかる。そこらあたりの顛末はもちろんのこと、江川さんの幼少期からの野球への関わり、個性的な父親、あの魔球のような玉の秘密?、作新学院での甲子園、法政大学時代、奥さんとの馴れ初め、巨人入り後の葛藤などまるごとの江川卓本だ。かなり興味深く読んだ。お父さん、かなり面白いね。


あの江川卓氏の球を生で見たのは小学生だったが、いま動画で巨人時代の玉見てもすごいのに、本人や高校の同級生などは高校2年生の時がもっとも速かったらしい。まじか。それなら高校生には打てない。完全試合など当たり前である。素晴らしいピッチャーである。回転数の違いは子供の頃の石投げで何かを体得したらしい。ちょっと推し出すような投球フォームは独特であるには意味があると見た。しかし、漫画の世界に近いような気がする。星飛雄馬に近いかな。


俺はもっとちゃんとプロ野球で江川卓のピッチングを見ておけば良かったと後悔した。実際に作新学院の江川卓の玉が見たかった。あの回転数の高い、ホップする豪速球を見たかった。


あんなピッチャーはそうそう現れない。

されど江川である。

今は動画をやっているらしく、見ると面白い。話も上手だし、野球人として野球理論や選手の気持ちを分かりやすく話してくれている。これからも江川卓氏に注目したい。


SEE YOU!