昨日のことを書きますが(^^)
午前中、またまた、小4長女の夏休みの自由研究の宿題を見てあげたりして過ごす。テーマは「ネコの生態」。これまで調べたことをまとめる段階で、カラー画用紙にテーマごとに下書きをしていく。
昼ごはんを食べた後、妻と話をしていて、知らん間に川の中の堰の話になり、土佐の藩政時代に活躍した宰相、野中兼山の偉業、堰や灌漑水路の話になり、やがてさらに盛り上がり、仁淀川周辺の野中兼山遺構巡りツアーに車で行くことになった。
その際、ビビッと頭の中で、ルートが閃いた。なぜか、妻がノリノリである。早速、ちょっとした観光タクシー気取りで妻と長女を乗せて、ラパンでいの町の八田堰を目指した。
途中、一緒に行きたがらない長女にアイスクリームを買ってやろうと31アイスクリームへ行くが、激混み風なので、瞬殺!となるとサニーマートしかないと思い、サニーマートに寄り、アイス買う。長女、早速、抹茶アイスを食べて気、まぎれる。私は小豆モナカ、妻はコーンのアイスであった。
いつもは水浴びに来る仁淀川だが、その少し上流にある八田堰付近は駐車スペースはほぼ無いうえにバンバン車が走るので注意深く八田堰に近寄り、仁淀川に横たわる堰を皆で見た。
堰から取り入れた巨大な水路がここから南部の春野エリアを潤す仕組みなっていると妻らに説明した。施設にある「入るな危険」の看板の奥に行けないかと妻に聞かれたが、それはイカンと制止した。素人は恐ろしい。
次に向かったのは春野の森山地区の「新川の落とし」。
ここは、詳しい説明は省くが、この八田堰から流入した水路網の一つが新川川と接続する地点のことで、川上から物資(木材や木炭、その他)を城下まで運ぶ際、水路に段差があるため、一旦荷を解き、舟に積み替える拠点であり、木材などはイカダ状からバラバラにして積み替えるなどする作業場でもある。ちょっとした物流拠点となり、周囲がかなり栄えたらしい。飲み屋、料亭、旅館、映画館まであり、相当、当時はワイワイ栄えたらしい。そんなことを妻に話した。ちょうど、今朝の高知新聞にもそんな内容が掲載されていたのを妻も読んでいた。現場を実際見て、妻は感心し、じっと施設を眺め、コンクリートの隅っこを凝視して動かず、歴史の中に頭をタイムスリップしていたようだ。大丈夫か、おい(^^)
長女全くは興味が元々ないのか、見てみぬふりみたいな雰囲気だ。
次に向かったのは、春野郷土資料館。
すでに飽きている長女にジュースを買ってやり、気分転換して館内に入る。
おお、涼しい。館内は誰も居ない。春野の歴史、文化など歴史民俗を紹介する展示が並ぶ。シミジミとと3人で眺め、資料を読んで感心したりした。もちろん、野中兼山の行った春野での農業開発事業である灌漑水路の展示もあり、頭の中が整理できた。この画像は許可をもらって撮影。来月は企画展もあるらしい。
また、最近、中世の歴史にちょっと興味が出て来た私は、戦国時代周辺の資料に釘付け。一方、妻はやたらと「新川の落とし」の模型に釘付けであった。何がそんなに気をひいたのだろうか、あの仕組みや構造だろうか、わからん。
最後に車で寄ろうとしたトマトなどを使ったスイーツ屋さん「ヤサイガタルト」さんは閉まっていた。残念。車中、冗談で妻に「兼山弁当」と言うのがあるので食べるか?と言うと驚き、食べたい!と興奮したが、そんなもん元々ないので、関係者の方々、作ってくれたら売れないかしら?と妄想して、野中兼山ツアーは終了して帰宅した。
SEE YOU!