仁淀川町の田村地区は
今では珍しい伝統野菜である
田村カブ 発祥の地だ。
私のブログでもちょくちょく出てきましたが
今回は、高知市の野菜ソムリエをメンバーとする女性グループの”ななきん”の方や県の職員でありながら、スローフード高知に所属する岡林さんらと産地を訪問しました。
田村カブはいわゆるハイブリッド種(F1)ではない。
地域の中で種を採る人がおり、その種を買っている。
あるいは自ら種を採って自家採種してきた野菜である。
このF氏は種を買って、栽培している一人だ。
もうシーズンは終わりに近いということで、ほしいだけ持っていけと
言われたので、みんなで収穫することに♪
紫色がキレイだ。
さらに今回の本命の種を採っている方も紹介してもらった。
それはもう少し上方の方に畑とお家があるので少し歩いたが
背後には雨後のモヤが山から上がり始め、綺麗でした。
田村カブのことは
仁淀川町では普通に知られているが、栽培量は少量であり、また
高齢者がぽつぽつと小さな急傾斜地で作っているに過ぎないが
これをなんとかしないと無くなってしまう。
高齢化の波に、この伝統野菜が消滅してしまうのは断じていかんと
思います。そのためには、今から何らかの取り組みが必要だ。
栽培面積はほんのわずかだが
この貴重なカブは、地域の起爆剤になるかもしれない。
さらに鮮明に明るい紫色にびっくりの
田村カブ!
高知県には
弘岡カブ、入河内ダイコン、十市小ナス、銀ブロウ豆
などの伝統野菜がまだ残っている。
それぞれのエリアで生産者が頑張っていると聞くから捨てたものではない。
参加メンバーもびっくりだ。
地元ではスキヤキに入れたり、酢カブが定番だ。
俺的には生が美味い!
新しい料理も可能かもしれんしな!
とにかく、今後、消費者につなげていく活動も行っていこう。
これなんか、デカイ!(‐^▽^‐)
数カ所の現地を見て
田舎のコンビニ押岡さんとこで
ミーティング!
田村カブの今後や、こういった地域野菜を取り巻く環境、
産直市のことなどもいろいろと意見交換できました。
さすが、県の職員で農の専門家は情報が豊富です。
岡林さんにしても、杉本さんにしても♪
どんどん、有益な情報は共有していきましょう。
今回は「仁淀川町じねんの会」の松田さんも参加してもらった。
農家の人に多く取り組んでいければ広がる、広がる。
土佐の伝統野菜を
絶やさない!
土佐のDNAを引き継ごう!
SEE YOU!