平成23年度「Bスタイル」プロジェクト“によどが動きだした!”報告会開催!! | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

平成23年度
「Bスタイル」プロジェクト
“によどが動きだした!”報告会



が、仁淀川町で開催されました!
2012.3.10



地域資源で循環型生活をする定住社会づくりプロジェクトとして、仁淀川町では耕作放棄地や未利用森林資源を活用した小規模ながらも多くの生業を復活・創造(百業創出)し、そして、生業の組み合わせで定住・生活が出来る、派手ではないが心豊かな生活スタイルを”Bスタイル”として提案した実証実験事業を平成22年10月から行っています。

平成23年度の「Bスタイル」プロジェクトの活動の成果と今後取り組むべき課題を、仁淀川町や仁淀川流域はもとより高知県内の皆さまと共有することを目的に下記のとおり、成果報告会を開催しました!!



仁淀川のほとり

ここは、仁淀川町大渡ダム湖面を望むことができる
仁淀川町観光センターヾ(@°▽°@)ノ




会場はほぼ満員、多くの方々が参加しました!

主催の(独)森林総合研究所四国支所の田内さんの挨拶で始まりました。


関心の高い方々が仁淀川町内外から集まったこの報告会。


によど自然素材等活用研究会の井上会長は
この仁淀川町をフィールドで行う本事業の推進リーダーの一人である。



(独)森林総合研究所の吉田主任研究員からは、
の利用の可能性について、提案していただきました。



  



仁淀川町内ではまだまだ薪の需要もあると思います。
その需要調査に基づく供給が可能であるならば、広がりそうです。
あるいは、廃校になった小学校をこういった薪ステーションになれば
地域の雇用とエネルギー供給、エコロジーに寄与するかもしれない。
実践に向けて活動していくことが、次のステップです!!



NPO法人土佐の森救援隊の中嶋氏からは
自伐林家の生業化の実践的な可能性をデータとともに示していただきました。
小規模な林業も十分、生きていけるだけの収入を確保している仁淀川町民の
方々がいること、それはもっと知るべき事実であると思います。
大規模林業と比べ、自由度の高さと他の生業の多さ、収入の確保から
自伐林家は、スタイリッシュ!
大変説得のある説明をしていただきました!


実践されている方の生の声は
大変説得力があります!!






林業行政の課題、問題点の把握、現場に多くのことに耳を傾けることが
大切です。



によど自然素材等活用研究会(仁淀川町の観光を考える会)の井上会長からは、仁淀川町の観光素材を活用した観光振興、ガイドの学校プロジェクトによるガイド養成のひとつの生業へ向けたホンキの取り組みを紹介しました。


2010年から始まったインターンシップ活動以降、
仁淀川町の観光素材の価値を住民の皆さんが認め、活用
する取り組みがゆるく始まったのだ。



これからが、本当の本番である!



仁淀川町での実践事例も報告がありました。


仁淀川町長者地区では
素晴らしい棚田を活用して、石垣イチゴの栽培に取り組んだ活動が
ありました。
この活動を通じて、長者地区の棚田を使った活用は、地域への
起爆剤になっていくと感じました。(=⌒▽⌒=)
講演者は、長者地区の岡崎さん!







高知大の山本さんは、昨年夏のインターンシップ活動を通じて
Bスタイル的な滞在型のツアー提案を期間中にしてくれ、今後、実践
するかもしれません! (‐^▽^‐)
仁淀川町はゆったり、のんびりがキーワードでしょう。
地域外の方々はそれを望んでいる。地域の受け入れ、フトコロの深さ
が必要です。






高知市二葉町の西村さんからは
今後必ず来ると想定される巨大地震
南海地震で約2メートルも地盤沈下&浸水する予想のあるエリアと
仁淀川町との防災的なネットワークづくりの課題提案などされました!



真剣に

今後のことを同じ県民としてマジに連携、検討する時期に来ています!!

災害は忘れた頃にやってくる!

っていうか、明日にでも来るという気持ちであるから!



これは、西村さんが提供してくれた昔の高知市の想定地図。
ほとんどが海である高知市!
これはビビるぜよ!!! (-_\)(/_-)三( ゚Д゚)


今の地名が物語る危険が潜んでいる。
地名は昔の地域の地形を表しているこれが証拠のようである。





そして、



最後は




仁淀川沢渡で生きることを決意して

おじいちゃんたち先人たちが守り抜いてきた沢渡茶を守るべく

日々実践しながら自分の生業をたてていくことに挑戦中の

岸本さんの人間ドキュメントムービーを初披露、視聴しました!

高知県移住促進事業を活用した映像化

地元映像づくり家の初挑戦の作品でもある!!

この活動はいろんな意味が含まれています!

林業や農業、観光以外にもIT、映像、Webなど仕事にできるはずだ!



仁淀川町で移住して暮らすのはハンパな気持ちでは到底、無理であることを
知らしめてくれる。


しかしである!

地域の人がサポートしてくれながら

地域になじみ

挑戦して

いままでの人生では到底考えられない充実感と達成感をここで

確立することもできると信じます!!!



この映像は、今後、誰かのチカラになると思います!



秋葉まつりの担い手のひとり、岸本憲明氏。


仁淀川町のミライ


最後に映像の作り手である仁淀川町の若林さん(左)と
映像づくりサポートをしてくれたマイケルカーンさん(右)の対談。
この映像は今後、移住希望者の方々に見てもらえるようにしたいと思います!



この取り組みは本当に良かったと思います。





Bスタイル事業の来年度へ向けて課題もあると思いますが、
分野を超えて、連携、融合が大切です。


環境、林業、農業、観光なども一体的にな生業になるモデルを見いだすことが
この事業の意味です。

この事業こそ

ここが新たなスタート
であると思います!



Bスタイル事業のHPはこちら

私のブログでも今後も引き続き書いていきたいと思います。
サポートもしていきたいと思います!!!

スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
参加者の皆さん、ありがとうございました!!!




SEE YOU!