1人暮らしを始める娘が
通勤手当の支給基準がわからないと
悩んでいました。
「これって直線距離?
それとも実際歩く道にそった距離?」
と眉間にしわを寄せています。
契約する予定のマンションが、
直線距離で測定すると
支給基準にギリギリ足りないとか。
そういえば昔々のOL時代に
支給基準に足りないのをごまかして
バスの定期代をもらっていました。
支給基準は直線距離で2㎞以上なのに
実家の最寄り駅までは1.5㎞。
これではバスの定期代が支給されません。
でもね、実際に道にそって歩く距離は
ちょうど2㎞で27分かかり、3分の2は坂道。
手すりつき階段や、
丸い滑り止めが数か所ある急坂だから、
パンプスでは絶対に歩けません。
実際、駅まで歩く人なんて
見たことも聞いたこともありません。
みんな駅まで満員バスで行きます。
しかも
バスを使っても銀行の支店までは
最短で1時間半。
乗りかえ待ちを含むと2時間弱。
そのうえに30分も徒歩なんて絶対無理。
だからといって
月の手取りが7万円なのに
バス代月8000円の自己負担は厳しい。
考えあぐねて父に相談したら
「実際に地図を出してはかったり、
実地調査にくるわけじゃないから
2,1㎞って書いて出せばいいんだよ」
と言うので、
社会人の父がそう言うならと
2、1㎞と書いて提出しました。
めちゃくちゃドキドキしてたけど
「もう少し遠く書いても良かったのよ。
距離が足りないときは
みんなそうして定期をもらってるから」
と支店の総務さんに言われて
胸をなでおろしたのは数十年前のこと。
あれが許されたのは
アナログ時代&好景気のおかげでしょうか。
などと昔のことを思い出しているうちに
娘の会社は「実際に歩く道の距離」
ということが判明しました。
よかった よかった。
