「ヤマアラシのジレンマ」
僕は未知の人と出会い、これから新たな人間関係を築いていく
必要に直面したとき、いつもこの言葉を思い出す。
ここに登場する二匹のヤマアラシのように、
たがいに辛抱強く試行錯誤を繰り返すことができれば、
多少時間はかかっても、やがて良好な人間関係を築くことができる。
けれども、そもそも二匹のうちの一方または双方が短気で、
癇癪持ちだったらどうなるだろうか…
ジレンマを克服する糸口、つまり、二匹の間の適度な距離を
見出せないまま、二匹は別れてしまうだろう。
人間関係にも同じことが言えると思う。
ヒトもヤマアラシも同じなんだ。何もしなければ…
「相手は自分とは違うんだ」
という至極当たり前のことを思い起こし、その前提に立って
自分との違いに寛容になることさえできれば、たいていの人とは
良好にやっていくことができる。
こんなセチガライ世の中だからこそ、人との交わりを大事にしたいと
思うんだ。