生きていくのが辛いなんて
そんな言葉は通用しない。
もう直ぐそこに
肉の身体を脱いで地上にサヨナラ
する人の前では…
電話の向こうで「又、新しい薬にかわりました」と話す義弟のこえを聞いている。
夏にフィンランドに来た蘭ちゃんは大きくなっていた。
ちょっとした反抗期。
野外博物館のスオメンリンナに
向かう途中で「 人はね、たとえ死んでも
魂はず〜っと生きつずけるんだよ』と
話をすると、蘭ちゃんは
緑の森を抜けていくバスの座席に
座りながら哀しそうな、縋るような目で
私を見た。
スオメンリンナはなつの日を浴びて
美しかった。
蘭ちゃんは直ぐにツカレタたと
ベンチに座り込んで歩こうとしなかった。
話すんじゃなかった
蘭ちゃんは、楽しい旅
から、現実に引き戻されてしまっていた。
ゴメンね
でも、
もつと過酷な現実に向き合うことになるかもしれない。
最近は出来るだけ頻繁に
皆様お久しぶりです。
いつもありがとうございます。
愛しています。


