夜の部へ

 

 

絵看板

 

 

夜の部

一、伽羅先代萩 めいぼくせんだいはぎ

一幕二場

御殿

床下

菊之助、雀右衛門、丑之助、種太郎

米吉、歌六

團十郎、右團次

 

 

「先代萩御殿>奥」 葵太夫=淳一郎 

前半の「まま炊き」愛太夫=長一郎

 

 

 

 

二、四千両小判梅葉 しせんりょうこばんのうめのは

河竹黙阿弥 作

四谷見附より牢内言渡しまで

松緑、彦三郎、坂東亀蔵、梅枝、歌昇、萬太郎
巳之助、種之助、鷹之資、左近、橘太郎、松江
権十郎、彌十郎、團蔵、歌六、楽善、梅玉
 
明治18年(1885年)千歳座初演
安政2年(1855年)に起きた御金蔵破りを素材に、
牢内の様子や牢名主、隅の隠居、囚人の序列配置やしきたり、
牢の風習などをリアルに描き
写実で真に迫っている、そうです。
 
 
 
 
6月は南座へ
 
坂東玉三郎特別公演
壇浦兜軍記 だんのうらかぶとぐんき
阿古屋琴責の壇 あこやことぜめのだん
 
 
壇ノ浦合戦に敗れ平家は滅亡し源氏の天下となったが
潜伏している平家の残党を捜している。
そんな中、平景清を捜すため
景清の愛人で京五条坂の遊女の阿古屋を捕らえ、
その行方を厳しく詮議するが
景清の行方は知らぬという阿古屋に対し
琴、三味線、胡弓と三種の楽器を演奏させ
その音の乱れの有無で阿古屋の本心を探るという
場面です。