羅語のテキスト、進んでおります。
私は追いかけるのに必死です。
それでも、まだとても簡単な文ですが
読めると嬉しい!
単語を1つずつ見て
まず単語を辞書に載っている形にしてから
(変化、活用が頭に入っていればすぐに分かるけれど‥)
辞書で調べます。
文の中で使われているそれらの単語の
数、格、性は?
主語は?形容詞はどれを修飾?動詞は?
それぞれのかたちから
それらの可能性を一応すべて考えて
整理していくと
意味がわかって来るのです。
楽しい作業です。
印象に残った羅語単語を。
[星] sidus ☆
否定、分離、欠落の意味になる前置詞「de」 が付くと
(前置詞は接頭辞としても使います)
de + siderium < sidus (星)
→「desiderium」
意味は、「星が欠けている」
欠けているものは、そこを欲しくなる、というもの。
欲望と欠落は表裏一体です。
「星が欠けている」⇒ 願望、憧憬、欲求 という意味に。
羅語では desiderium
伊語では desiderio
英語では desire
古代、生物、社会全般の繁栄、帰諏、吉凶を
「占星」で知ろうとしていたことを考えれば
[星]は重要だったのですね。
せっかくですので
『sidus』[星]の格変化を...
第3変化中性名詞 (子音幹名詞)
sidus -deris, n 3decl.
nom. sidus /sidera
gen. sideris /siderum
dat. sideri /sideribus
acc. sidus /sidera
abl. sidere /sideribus
そして、[星]からの~~星座☆
私は♐射手座です:(伊)Sono del Sagittario.
Sagittario:tra il 23 novembre e il 21 dicembre
以前の伊語教科書[NUOVO Espresso 2]に載っていた
星座の説明から―
射手座は、
Ottimista e generoso,è molto legato alle tradizioni
e gli piace la vita regolare.
Ama lo sport e la vita all'aria aperta.