緊急事態宣言が発出され

老人ホームの姑を連れ出すことも

家族以外の人に来て頂くことも出来ないので

一つ済ませなければならない事項を

Zoom で済ませました。

いつものように私は姑に、大きな声でゆっくりと、

解説を足しながらの役目。

無事終了いたしました。

 

この老人ホームでもZoom面会が出来るのですが…。

姑の家族との面会の意味は

自身の所望の品々の受け取り、

細かい要望(難聴過ぎて電話では無理)の解決の為が 主ですので

Zoomではそれが出来ませんので 姑には意味がないというか…。

そもそも姑は私に会いたいわけでもないですし。

 

 

姑、初Zoom。(私も初でした)

 

 

 

 

さて、ラテン語***

scusatemi.....

 

すらすらと、考えずに名詞の格変化が口に出るよう、

ずっと呪文のようにブツブツと呟いている(たぶん不審な)私。

覚えてからでないと進めないので

いくつかあるパターンを「暗記」します。

暗記が得意なのは、10代までですから、

(過ぎてる方の)アラカンの私は・・・、ねぇ~~、

推して知るべし、

たいへんデス。

 

 

第3変化名詞で覚える格変化として以下4個

・子音幹名詞 homō 人間

・子音幹名詞 genus 種類

・i 幹名詞     ignis   火

・i 幹名詞     animal 動物

 

 

子音幹名詞

homō  -minis  c. decl.3

sin.                      plu.

nom.  homō          hominēs

voc. 

gen. hominis         hominum 

dat.  hominī         hominibus 

acc.  hominem      hominēs

abl.  homine         hominibus

 

 

呪文…

「ホモー、ホミニス、ホミニー、ホミネム、ホミネ

 ホミネース、ホミヌム、ホミニブス、ホミネース、ホニブス」

 

第3変化名詞すべてにわたる特徴は

複数の主格nom.と対格acc.、 与格dat.と奪格abl.は同じ語尾。

 

 

 

 

Homo homini lupus.

homo単数・主格 homini単数・与格 

lupus単数・主格

est 省略

人間は人間にとって狼である。

原文 Lupus est homo homini.

ローマの喜劇作家プラウトゥスの『ろば物語』

 

 

 

Gallia est omnis divisa in patris tres.

カエサルの「ガリア戦記」冒頭の言葉だそうです。

 

Gallia -ae f.  sig. nom. 「ガッリア(今のフランス、スイス)」

omnis   decl 3 aggettivo -e f. sin. nom.「すべて」。

  「全体として」と訳す。

divisa   decl 3 verbo divido「分ける」 -ere の完了分詞、f. sin. nom.

est とあわせ「分けられている」と訳す。

in は対格を支配。

in partis tres は「三つの部分に」と訳す。

partis は「部分」 decl 3 nome pars,partis f. plu. acc.

tres 「三」基数詞 f. plu. acc.  partisにかかる。

 

「ガッリアは全体として三つの部分に分かれている。」

 

・・・・・難。

「山下太郎のラテン語入門」にございました。

私なりにやりましたが間違っているとよくないですので

山下先生のこちらを参考にし、

答え合わせをさせていただきました。

 

 

この文を見た時、知っている単語もあり、

何となく意味はわかりましたが

ひとつひとつ単語を見ていくには、

まだまだ時間がとってもかかります。

・・・楽しいです。