今月はルネサンス期ということになりますが、
その前に、美術史を概観する意味で、
リック・スティーブスの動画シリーズを見てみます。
アメリカの公共放送(PBS)制作の番組です。
この動画は広告による中断がありません。
ラスコーの壁画、ストーンヘンジ、ピラミッドなど
(別の動画)猫のミイラ、蛇と戦う猫の壁画
ステンドグラス、タペストリー
2度の世界大戦
このリックス・ティーブスは、プロパガンダとかマーケティングとか
わりとドライな解説をする人ですね。好きです(笑)。
↓この絵がルネサンスの考え方をよく表していると思います。
The School of Athens by Raphael
ダ・ヴィンチ1452‐1549
ミケランジェロ 1475‐1564
ラファエロ 1483‐1520
ルネサンスの三大巨匠を支えたメジチ家は、ボティチェルリの頃の
メジチと別系統。サボナローラ登場後のボティチェルリは、
作風も地味になって貧しいままに亡くなったそうです。
座布団留学の本題の語学に関係したところでは、
パンチって和製英語じゃなかったんですね。
ハッスルなんかと同じころ流行ったけど、今は使わないか(笑)。
それと、外来語。
スフマート、キアロスクーロ(イタリア語)は動画でもでてくるね。
この辺で、北方ルネサンスに移りますね。
油絵は、北の方が早かったみたいです。
ゴシック様式の教会が主流だったので、フレスコ壁画は、
描けなかったんですね。そのかわりに祭壇画がさかんでした。
ファン・アイク
デューラー 1471 - 1490
ファン・アイクやデューラーは、細密画で知られていますが、
レンズや凸面鏡など光学機器の発達が大きかったようです。
こちらの動画は、その辺りを取り上げています。
ボッシュ 1450頃 - 1516
凸面鏡の影響かどうかは別にして、
ブリューゲルの風景画、とくに鳥瞰的な風景画は、
独特の空間構造になっているようです。
バベルの塔を見ると、塔の上の方と下では違っています。
垂直の平行線が上空でも地下の遥か下でも
交差することになるはずですよね。
これって、直線らしく見えるように工夫したものだと読んだことがあります。
ユークリッドの第五定理(公準)というのがあって、何が言いたいのかよくわからん、
わからないから無視して、1から4までで構成された空間をユークリッド空間と
呼ぶことになっているようです(以上中学数学)。
しかし、ユーックリッドの時代には第五定理を「ああそうだよね」と思う人が
一定数いたはずで、その後のブリューゲルもそうだったのではないか、
と思うんですよね。
とにかく、ブリューゲルの鳥瞰的視点で描かれた風景画は、
同じ空間構造になっていますね。