今日も頭がキリキリする


元気じゃないことは書きたくないけど


久々に「私の名前はキム・サムスン」を見て、いいセリフがあったので

忘れないように書きとめておこ。


すぐ忘れてっちゃうからね。


サムスンの彼氏となるジノンが元カノと別れ話をするシーン。


元カノとジノンは、元カノが病気治療で海外へ行っていたために


数年離れていて(元カノはジノンに理由を明かさず黙って海外へ行っていた。)


再会して愛を確認しあったんだけど


元カノはジノンの気持ちが自分から離れてサムスンの方にいっていることは


うすうす気づき始めていて


会わなかった“時間”というものが


恋愛したての頃のジノンに映っていた自分の輝きを奪ってしまったことにも


気づいたの。


ジノンから別れ話をされた元カノは、

「今はサムスンが輝いているように見えても


時が立てばサムスンも自分と同じように色あせる、


それでもいいの?」と問いただすんだけど


このセリフも人間の愚かなところを実によく表していて


どんなに“好きだ”と思っても変化してしまう感情の不確かさがわかるよね。


このセリフもグッときちゃうけど

そこでジノンが言ったセリフ。




「人は死ぬとわかっていても生きる。」















あああああ~~~!!


なんという究極の言葉なの!!

ジノンだって、元カノをすごく大切に思っていて


自分の罪深さ、愚かさもわかっているから


絞りだすように別れ話をしてるシーンなんだよあせる


人間とは愚かなものだ、


それでも抑えられない気持ち、


この矛盾と葛藤。


何をもって誠実とするのか、


人として生まれたから味わう喜びと苦しみ。


やっぱりこの作品は何回見てもいいキラキラ