おはようございます!
sunyoheiですo(^o^)o♪
昨日は久々の休肝日でした。仕事の関係で帰宅が0時近かったので寝るのも遅かったのですが、今朝はいつもより寝覚めが良かったです。やはり眠りの深さが違うんでしょうね。
走るほうは朝に1km。これで今月の走行距離は82kmです。
さて、また1冊読了しました。
上田 秀人さんの『百万石の留守居役』シリーズ7巻『貸借』です。
他藩との交渉ごとを担当する留守居役に抜擢された瀬能数馬が藩のゴタゴタに巻き込まれながらもなんとかお役目をこなしていく成長記です。
7巻では「貸借」(かしかり)がテーマとなっています。
留守居役同士の付き合いでは、何か失言をしてしまったり、大事な情報を教えてもらったりした場合は「借り」となり、何かの折に必ず借りを返さなければならないという不文律があります。
貸借を作ってしまうのは留守居役個人の資質や能力の問題なのですが、借りを返すのは個人としてではなく藩として返さなければならないのです。(重要な情報を教えてあげたり、肩代わりしてあげたり、ピンチの時に味方になったり)
よって、「貸借」の持つ意味はかなり重いのです。
今回は、加賀藩に対して借りを作ってしまった会津藩が貸借の重さを理解せずに放置して、さらなる失態を犯します。そういったことを通じて、留守居役にとっての貸借の重さをより理解できるようになっています。
仕事での会話にも役立てそうだなと思いながら読みました。