おはようございます!
sunyoheiですo(^o^)o♪
三連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
都内は土曜日を除いて雨ばかりの寒い週末でした。
最終日の昨日は家に引きこもっていました。そして、読書をしていました。
そこで読了したのが、頭木 弘樹(かしらぎ ひろき)さん編訳の『絶望名人カフカの人生論』です。
フランツ・カフカは20世紀初頭に活動していたヨーロッパの作家で、代表作には『変身』があります。
私も名前くらいは聞いたことがありますし、『変身』を一度読んだはずなのですが、残っている印象は「朝起きたら虫に変身してしまっていた話を書いた人」という非常に雑なものです。
そのカフカは非常にネガティブな人だったらしく、彼が婚約者や友人、親に書いた手紙の内容を見ると驚くとともに笑えてきます。
それらの内容をカフカ作品の翻訳や評論をしている頭木さんがカテゴリごとに並べてコメントを添えたものがこの本なのです。
たとえば、婚約者に向けて送った手紙の一節がこんな感じなのです。
将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。
ここから学ぶこと、ある??
読み手のことをまったく無視したこの手紙から学ぶことは無いはずなのですが、第三者が読むとなんだか笑えてきてしまうのです。
疲れた時、辛い時、腹が立った時に読んでみるのが良いと思います♪