おはようございます!

sunyoheiですo(^o^)o♪


本日はクリスマスですね。

みなさん、サンタクロースとしてのミッションは無事に完了しましたでしょうか?


こんな日はクリスマスの話題を書けばいいのでしょうけど、書きそびれた冬至のことを書いておきたいと思います。


3日前の12月22日は一年の中で夜が最も長い日「冬至」でしたね。


私は、冬至が近づくたびに星野道夫さんのことを思い出します。

星野道夫さんはアラスカで自然や動物の写真を撮っていた写真家で、25年前にテレビ番組のクルーと一緒にロシアへ熊の撮影をしに行った際に熊に襲われて亡くなってしまった方です。


星野道夫さんは写真集だけでなく多くの著書を残しており、私が20代にだった頃、それらを夢中になって読みました。


その中でアラスカの冬について紹介しているものがありました。

アラスカはマイナス何十度と極寒の地ではあるのですが、地元の人が冬で一番辛いことは意外にも「寒さ」ではなく「日照時間の短さ」なんだそうです。

緯度が高いアラスカでは冬至の日は、日の出が11時頃で15時前には日が沈んでしまうのです。

これではほとんど太陽を見る時間なんてありませんよね!

だから冬至が過ぎると、みんなが少しホッとするらしいのです。

寒さはまだ厳しくなるけど日は徐々に長くなる。全部がいっぺんに悪くなるわけじゃないんだ。そんな希望を感じさせてくれる話でした。

だから、冬至になると「アラスカの人たち、喜んでいるなー♪」と勝手に思いを馳せています。もう何十年も(笑)


そんな星野道夫さんの著書の中で私が最も好きなのは『旅をする木』というエッセイ集です。


その中で「感動するというのはどういうことか?」という一節があります。


感動するほど美しい景色を見た時に、人はその感動をどうやって他の人に伝えるのか?

写真を撮って見せるのか?それとも言葉にして伝えるのか?

この一節の中では「美しい景色を見て、感動して、自分が変わってゆくことだ」と書かれています。


もう何十年も前に読んだのに、たしかに、そういう種類の感動ってあるよなーと思った記憶があります。

美しい景色だけじゃなく、人の優しさに触れた時やスポーツ選手のスーパープレーなども人を変えさせるような感動を与えてくれることがありますよね。


「神回だ!」の一言で片付けてしまう一過性の感動とは違ったアノ感動に年に何回かは出会います。自分を少し変えられた時もあれば、自分を変えきれなかった時もあるけど、自分の心を動かしてくれる感動に来年も出会えるといいなと思います。



昨日は3kmだけ走りました。これで今月の走行距離は111kmです。おっ、ゾロ目だ!!😍