おはようございます!
sunyoheiですo(^o^)o♪
ひさしぶりに1冊、読了しました。
東畑 開人(とうはた かいと)さんの『野の医者は笑う』です。
雨が降る週末に、息子と本屋へ行き時間を潰していた時に見つけた本です。
東畑さんは、精神的な問題を抱える人たちの相談相手を務めたり、回復に向けて治療する臨床心理士です。
その東畑さんが何やらメンタルに関する本を書いているということは知っていたのですが著書を読むのは初めてでした。
題名にある「野の医者」というのは、大学や国家試験で認められた医者ではなく、独自の治療法で精神的な問題を抱えている人を治療する人々のことです。スピリチュアルや霊、パワーストーンなどによって治療している人たちです。
東畑さんが、自分たちがやっている学問的な治療と、「野の医者」としてスピリチュアルや霊を使って行われている治療を比較して、自分たちがやっていることは何なのかを考え直すというドキュメンタリーです。
でも全然堅苦しくなくて、笑いを誘うような文章だったので、楽しみながら読めました。
「心の治療とは何か?」
ただ、「大丈夫だよ」と信じ込んでもらえさえすればいいか?そのためには精神的な問題から目を背けてしまっても良いのか?新興宗教との違いはあるのか?
そんなことを、自分が実際に「野の医者」の治療を受けたり、「野の医者」にインタビューしたりしながら考えていった軌跡が書かれています。
どんな答えに辿り着いたかは読んでのお楽しみです。
昨日のランニングは夜ラン4km。
連休中に多めに走ったので左臀部の張りが治りません。故障の危険もあるため短めで切り上げました。これで今月の走行距離は50kmです。