おはようございます!
sunyoheiですo(^o^)o♪
また1冊読了しました。
山極寿一さん・小川洋子さんの『ゴリラの森、言葉の海』です。
この本は、霊長類学者(主にゴリラの研究)と小説家(「博士の愛した数式」など)の対談を掲載したものです。
一見、接点がない2人のように思いましたが、対談を読むとうまく会話がかみ合っていて、いろんな話を聞けたなという気分になりました。
この本を読もうと思ったきっかけはNHKの番組で山極さんが話しているを聞いたからです。
「言葉はコミュニケーションツールとして破壊的に便利である一方、人を傷つけることにも効果を発揮するし、それが元で諍いを起こす一因となる。」というようなことをおっしゃっていました。
言葉によるコミュニケーションが上手くなりたいと思っていた自分にとっては衝撃的なことでした。
しかし、よくよく思い返してみると、アイコンタクトや音の抑揚やボディーランゲージといった「言葉を用いないコミュニケーション」が発揮するチカラというものも確かにあるなと思いました。
大学生の頃に見た『Mr.ビーン』は、言葉がわからなくても笑えましたし、最近読み始めたサッカー漫画『アオアシ』ではアイコンタクトの重要性が説かれています。
子供同士なんて、理屈ではなく感覚で仲良くなれますよね。一緒に走って、一緒に飛んで。言葉がいらないから仲良くなれるのかな?なんて思ったりもします。
そんな折、家族で出掛けた先で太鼓の演奏に出くわしました。それを見ていて「これだ!」と思いました。
一緒にカラダを動かして太鼓を叩き、アイコンタクトしながらタイミングを合わせ、ひとつの曲を作り出す。こういう体験を通じて人と人は仲良くなれるんだ!と感じました。
人を動かすコミュニケーションについて知りたいと思っていますが、それは言葉だけでなく、表情とか仕草とかボディーランゲージとか、いろんな手段があるんだと思いました。それを身につけていけたらもっとコミュニケーションがうまくなるかなぁ♪
そして、もうひとつ。
「正解って、なんなの?」ということ。
自然界は不正解でなければ生き延びられる。
「正しくない」と死んじゃうけど、
「正しくなくなければ」生き延びられる。
つまり、選択肢はたくさんある。
正しいことを教えるのではなく、「正しくなかった〜」ということをたくさん経験してもらうってことかな、と思いました。
最後に豆知識。
サルはサル科なんだけど、
ゴリラ、チンパンジー、オランウータンはヒト科なんです。
サルは人間に近いと思ってたけど、ゴリラのほうが近いんですね!
昨日はランオフ&アルコールオフ。
アルコールオフは30日ぶりくらい。よかった♪