おはようございます!!
早い時間に目が覚めてしまったので、2歳9ヵ月になる息子のことについて書きます。
新しい言葉を覚える気持ちが旺盛な息子は、何かにつけて
「これ、な~に?」
と訊いてきます。
「オレンジの電車のおもちゃ」
「図鑑に載っている消防車」
「道端に咲いているお花」
などなど
目に付くものについて、手当たり次第、質問を浴びせかけてきます。
しかし、この質問に答えるのが、なかなか難しいんです。
大人の会話で「これ、な~に?」と訊かれたら、そのモノの固有名詞を質問しているのだなと思いますよね。
つまり、「オレンジの電車のおもちゃ」を指さして、「これ、な~に?」と訊かれたら、「電車だよ」と答えるのが正解のはずです。
しかし、私が「電車だよ」と答えても、同じものを指さして、しつこく「これ、な~に?」と訊いてくることがあります。
そのような場合はだいたい、「色の名前」を質問しているらしい、ということが最近わかってきました。
なので、「オレンジだよ」と答えると、「オレンジ…」と言って、質問が終了します。
また、あるときは、とんちんかんな方向を指さして、「これ、な~に?」と訊いてきました。
「えっ、どこ指してんの???」と思いましたが、実は「これは、なんの音なの?」ということを訊いていたのです。
なので、外から聴こえる音を訊いて、「救急車だよ」とか、「カラスだよ」と答えるのが正解なのです。
つまり、息子の「これ、な~に?」には、
「これは、なんて名前?」
「これは、何色?」
「これは、何の音?」
の3つの意味があるのです。
「これ、な~に?」が、上記のどれに該当するのかを読み取るのに、ひと苦労です。
それさえわかれば、答えるのは簡単な質問なんですけどね。
曰く、「質問の意図をしっかりと見極め、相手が何を問題としているのかを整理しましょう。」
曰く、「正しく問題を設定できたら8割方答えられたも同然です。」
息子の質問に答えていると、ビジネス書に出てくる上記のような文章が、頭をよぎります。
なるほどね…
子育ては、ビジネススキルの向上に最適ですね(笑)