今度こそ、妊娠できるように…
との思いを込めて
新しい病院に通い始めました。
その病院に入ると
とても優しい雰囲気の
リラックスできる空間だなと思いました。
呼び出しも、
一人一人にPHSが貸し出され
PHS(電話)が鳴って、診察室前に案内されます。
電話での呼び出しなので、
呼び出しの番号を見落とさないように
気を張っていないといけないこともなく
待ち時間は前の病院と
同じくらい長かったですが
ゆったりした気持ちで
待つことができました。
先生は副院長先生でした。
私から、転院前の病院で
８回採卵して、正常卵がとれたのが
１個でした。
という話をしました。
内診をしてもらい
「今ちょうどもう少しで排卵になるから
すぐに採卵していきましょう」
と言われました。
(転院したばかりだし、今採卵しても
正常な卵はとれないかもなぁ…)
と思いましたが
先生の言われる通りにしました。
自己注射をすることを
看護師さんから聞きました
自己注射なんてしたことないので
ハッキリ言って恐怖でした
どこにするのかと言うと
お腹
えぇ～、
お腹に自分で
注射するのぉ～
と思いましたが
病院に毎日通うよりはいいかなと
「皆さんほとんど自己注射
されてますよ」
と看護師さんに教えてもらい
よし！
私も頑張ぞ！！
と気合いをいれました。
やり方を教わり、
看護師さんの目の前で自己注射しました。
自分のお腹に注射を刺す
瞬間は、むちゃくちゃ恐かったです
何とかできてほっとしました。
家に帰って旦那に注射のことを話すと
「俺は、注射大嫌いだから
自己注射なんて恐すぎる～
」
」とドン引きしてました。
旦那は先端恐怖症なので、
注射の針を自分で見るのも嫌みたいです
そらから毎日
決められた時間に忘れないように
自己注射をしました。
こっわー
とビビりながら
頑張りました
そして、毎日薬も飲み
採卵数日前に病院で
お尻に注射してもらい
採卵当日を迎えました。
採卵日は朝７時頃病院に着きました。
主人の精液を持って(専用の容器に入れ)
行きました。
自分で持ってきたワンピースに着替え
ベッドで順番を待ちます。
看護師さんが呼びに来てくれ
採卵室に入ります。
採卵室で内診台に座り
看護師さんが腕に静脈麻酔を入れる
点滴をしてくれ
血圧計や心拍計など
機械を腕に取り付け
あっという間に採卵が始まります。
静脈麻酔は
人によってはふらふらする
程度だと言われていますが
私はガッツリ効くタイプで
麻酔を流しますよ～
と言われた瞬間から
記憶ゼロです。
一瞬で眠りについてました。
そして、気付いたら
ベットで寝ていました。
採卵は無事に終わり
麻酔が切れるまで
ベットで休みます。
その間に持ってきたお昼ごはんを
ベッドの上で食べます。
前の病院と違い
採卵前の待機と休憩部屋が
個室ではなく
カーテンで仕切られた大部屋でした。
ベッドの数は１０台以上ありました。
最初はビックリしましたが、
こんなにたくさんの人が
毎日採卵してるんだと思うと
私も頑張ろうと思えました。
朝７時頃病院に到着し
採卵結果を聞いたのが
１５時頃でした。
その頃には
麻酔も切れて普通に歩ける
くらいになっていました。