こんな時代を生き抜くためには臨機応変でなくてはならないのだろう。
特定の環境にどフィットした個体は、その環境が変われば簡単に死に絶える。事前の想定なんて簡単に覆る。変わらなければ生きていけない。
先日、“10ドル”ステーキ屋のニュースを見た。価格がドル円連動で今なら760円ぐらい。繁盛しているという。しかし、お店として儲かっているのだろうか?仕入れ方法にもよると思うが、肉代がコストダウンしても固定費は変わらない。案外厳しいのかもしれない。
というのも、私の高校の頃、学校の近くに同コンセプトの“1ドル”ラーメン屋というのがあった。ステーキ同様円高でじりじりと価格を下げていったが、次第にチャーシューやらメンマやら具が(それはもう明らかに)少なくなり、ついには店を畳んでしまった。
やはり、1つ方法に固執するのは危険なのだと思う。高々数年、数十年レベルで上手くいっていたからといてこの先も通用するとは限らない。
投資も同じだと思う。あるマネー誌が、以前、自誌で資産運用の達人として取り上げた人の数年後を追ったところ、その殆どが投資家としてのキャリアを終了していたそうだ。儲けた以上の損失を蒙り、退場を余儀なくされた方も珍しくないらしい。
しかし、そんな事実を知りながらマネー誌は相変わらず、成功者の体験談、法則を喧伝し煽っている。その方法がすでにピークアウトしていようがなんだろうが、部数さえ伸びればそれでいいわけだ。私達のサイフの中身なんて関係ない。
またまた世界同時株安で超円高ということだから、金現物でも持ってない限り、円ベースでは厳しい環境が続くと思う。まずは生き残ることを優先して行動したほうがよいと思う。

