NHKのクローズアップ現代を興味深く視聴した。
本日のテーマは米国政府はなぜ証券会社であるリーマンブラザーズを救済せずに保険会社であるAIGを救済したかをCDSと呼ばれる金融派生商品(デリバティブ)に着目して解説するというもの。
CDS(=credit default swap)というのは 対象企業Aに対して貸付債権等を保有する企業Bがデフォルト(債務不履行)などの信用リスクのみを移転する目的で第三者である企業Cと契約する取引。企業Bは一定のプレミアム(対価)を企業Cに支払う代わりに企業Aに債務不履行などのイベントが発生した場合には企業Cは損失を補償する。言うなれば保険みたいなもん。
保険会社であるAIGはそのCDSの最終的な引き受け手(プロテクションの売り手)として重要な位置付けにあり、AIGが破綻した場合の市場への影響が計り知れないものとして今回の救済に至ったというのだ。
CDSはサブプライムローン組込商品など債権流動化商品において”信用補完”という販売促進目的でその残高を急激に拡大させているとも報じていた。
そもそも利潤の追求が最終目的である民間企業は貪欲であり、(報道が本当ならば)金融派生商品を販売促進に利用したことがそもそも大きな間違いだったんだろう。
日本の金融機関でも手数料収入拡大のために金利スワップ取引を強引な手法で売り込み、独占禁止法違反に問われたのは記憶に新しい。
昔、読んだデリバティブ関連の書物で「デリバティブは企業のリスクを治療するメスにもなるが、使い方を誤ると企業を傷つけるドスにもなる」といったようなことが書かれていたことを思い出す。
デリバティブは”悪”とはいわないが、これらはリスクや仕組みをよく理解したプレイヤーが必要な額だけ利用すべきであって、マスセールスするような類のもんではないだろう。
派生商品は所詮派生で主役には成り得ない。売る方も買う方も利用は慎ましやかに、というのが本日の感想かな。
本日のテーマは米国政府はなぜ証券会社であるリーマンブラザーズを救済せずに保険会社であるAIGを救済したかをCDSと呼ばれる金融派生商品(デリバティブ)に着目して解説するというもの。
CDS(=credit default swap)というのは 対象企業Aに対して貸付債権等を保有する企業Bがデフォルト(債務不履行)などの信用リスクのみを移転する目的で第三者である企業Cと契約する取引。企業Bは一定のプレミアム(対価)を企業Cに支払う代わりに企業Aに債務不履行などのイベントが発生した場合には企業Cは損失を補償する。言うなれば保険みたいなもん。
保険会社であるAIGはそのCDSの最終的な引き受け手(プロテクションの売り手)として重要な位置付けにあり、AIGが破綻した場合の市場への影響が計り知れないものとして今回の救済に至ったというのだ。
CDSはサブプライムローン組込商品など債権流動化商品において”信用補完”という販売促進目的でその残高を急激に拡大させているとも報じていた。
そもそも利潤の追求が最終目的である民間企業は貪欲であり、(報道が本当ならば)金融派生商品を販売促進に利用したことがそもそも大きな間違いだったんだろう。
日本の金融機関でも手数料収入拡大のために金利スワップ取引を強引な手法で売り込み、独占禁止法違反に問われたのは記憶に新しい。
昔、読んだデリバティブ関連の書物で「デリバティブは企業のリスクを治療するメスにもなるが、使い方を誤ると企業を傷つけるドスにもなる」といったようなことが書かれていたことを思い出す。
デリバティブは”悪”とはいわないが、これらはリスクや仕組みをよく理解したプレイヤーが必要な額だけ利用すべきであって、マスセールスするような類のもんではないだろう。
派生商品は所詮派生で主役には成り得ない。売る方も買う方も利用は慎ましやかに、というのが本日の感想かな。