【著者】
万城目学(まきめ・まなぶ)
【出版社】
角川書店
【ページ数】
291P
【感想】
巷で話題のTVドラマ「鹿男あをによし」の原作者の3作目でありデビュー作鴨川ホルモー
の続編。
読んでみて少々肩透かしをくったような・・・。今回はオムニバス形式でホルモーを取り巻く人々の恋愛物語を綴っているのだが、1作目のぐいぐいと物語に引き込まれていくほどのパワーが感じられなかった。確かに文章は洗練されていて意外な
つながりがあったりと面白いのだが。
第6景の「長持の恋」は時代を超越した淡い恋愛物で良かったかなぁ。
初めて読む人はまずは鴨川ホルモーを読んでからでないと意味がわからないと思う。
続編というより、”外伝”あるいは”スピンオフ”という位置づけ。好きな作者の本だけに少々期待しすぎたようだ。次回作に長編小説を期待したい。
【お気入り度】
★★☆☆☆
