■マタニティー・ブルーについて
最近になってマタニティーブルーについてはよく耳にするかと思います。
私はマタニティーブルーは、妊娠期になるものだと思いこんでいました。
でも、実際はそうではなく、産後の心の問題をも含むことを知りました。
ただ、マタニティーブルーと、産後抑うつ症は、違います。
マタニティーブルーは、病気ではなく母親になった女性が、産後最初の10日間もしくは
12日間のうちに、これと言った明確な理由もなく、泣きだす・・といったケースを指します。
大抵の場合は、それを過ぎればそのような感情は無くなってきます。
一方、産後抑うつ症は、産後に月経がはじまる前に、医学的援助を必要とする病気です。
産後抑うつ症は、10人の母親に1人の割合で生じてしまうそうです。
一般的には数週間か数カ月で治ることが多いようなのですが、
ひどいばあいは 20年以上も続くケースもあります。しだいにPMS(月経前症候群)に変わることもあり得ます。
マタニティー・ブルーという書籍に詳細が書かれていますので
ぜひこちらの本も参考にしていただきたいです。
そこで、産後抑うつ症やPMSを防ぐには、ブドウ糖が欠かせないことをこの書籍でも言っています。
食事療法も紹介されていて、
3時間ごとに澱粉質の食事をすることが有効だそうです。
お米や小麦、ジャガイモ、ライ麦など。
そしてプラスして、健康でバラエティに富む栄養素豊かな食事をすることを勧めています。
やはり日々の食生活というのが、心や精神も支えるのだと思います。
私自身は、マタニティーブルーに少し陥りましたが、
食事をして、3時間ごとの授乳をするためにも、栄養を考えて日々過ごしていました。
幸い産後抑うつ症にはなりませんでした。
ぜひ予防のためにも、妊娠前から栄養のことを考えて食事をすることをお勧めしたいです。