■なぜ妊娠中のアルコールはダメなの?
私は大のお酒好き!!って自慢げなのですが・・
お酒はおいしいし、ストレス解消にもなるし、大好きです。
だから、妊娠が分かったとき、お酒が飲めないのかぁ~ってちょっと悩みました^^;)
でも、妊娠期のアルコールの怖さを知識として知っておくと、
飲みたくなくなりますので、ぜひプレママさん、お読みください・・!
私の友人や知人の話を聞くと、
妊娠初期はアルコールはダメ。
でも安定期は適度なアルコールはOK!という情報がなんとなく常識のように感じます。
どういう根拠なのか・・
やっぱり、妊娠初期は受精卵が活発に細胞分裂をする大事な時期
という知識があるからだと思います。
ですが、アルコールをたとえ安定期であっても摂取して全く問題ない・・・というデータも少ないのが現状。
やはりアルコールは避けた方がいいですし、
何かあった時に、「あのときのお酒がダメだったのかな・・。。。」って不安に襲われることもありません。
では、具体的にアルコールはなぜ飲まない方がいいのか・・。
お酒に含まれる「アルコール」は、ほとんどが「エタノール」という物質なのです。
エタノールは、胎盤をいとも簡単に通過し、
ベビちゃんの身体に入っていきます。。。
だから妊娠期にママがお酒を飲むと、
ベビちゃんはエタノールをはじめとして、
その代謝物質である「アセトアルデヒド」(聞いたことありませんかね・・?)などの影響を受けることになるのです。
アセトアルデヒドは、毒性が非常に強く、その毒性によって引き起こされる症状があの二日酔いなのです。
この物質が胎盤を通過しベビちゃんの身体に入っていく・・・
ちょっと怖いですよね。
具体的な影響としては、成長の妨げ、異常な成長の高まり、不整脈、
もっと深刻になると、頭が小さいとか、耳の位置が異常に高いなど、頭部の奇形が生じます。(これを胎児アルコール症候群と言います)
また、アルコールは脳細胞も破壊しますので
胎児の脳の発達にも影響を及ぼすのです。
ある本によれば、日本で母親の飲酒が原因でIQが75程度の知能障害が出た例があります。
たくさんのこの種類の本を読むと、妊娠期のアルコール摂取量が書かれているのですが、その根拠もよくわかりません。
また、「体質」にもよります。個人差があります。
ただ、個人差とか体質と言うと、
ここで勘違いする方は「自分はお酒に強いから大丈夫」という考えが横行することです。
たとえ母体がお酒に強くても、胎児はお酒に強いのでしょうか・・。。。
胎盤をいともかんたんにアルコールは入っていきます。。
この事実を知っていただきたいのです。
だから、アルコールは妊娠期は避けていただいた方が、私は良いと思います。