年収1700万の外務省医務官を捨てて、

医者のいないスーダンの村に泊り込みで診療所を開き、

自立した医療施設にすることを目指す医師、川原尚行。


彼の言葉。

「世の中に聖域はない。周りの色々なものに刺激を受け、

 影響を受け、周りから色々なものが入ってくる。

 そこで大切なのは、聖域を守ろうとするのではなく、 

 今までのいいところは残し、周りのいいものを吸収し、

 よりよいものに変えていくこと」

「目先のことだけを考えず、20年・30年先を見据えて、

 課題解決法を考えていきたい」

  (いずれも、川原さんの番組内でのコメントを

   自分なりに咀嚼したものです)


閉鎖的なスーダンの村に医療施設を設け、

村人と本人だけでなく、村人と村の外部から来たスタッフとの

信頼関係を構築する。

自分たちと違うものを受け入れない村人とスタッフを変化させ、

結びつけるその作業は、医療行為と同様に難しい。


なぜなら、人は現在の安心・安全を大切にするため、

その安心や安全を崩しかねない「変化」に対して、

恐怖心や不安を感じるからだ。


オバマも言う「Change」。

だが、それには少なからず痛みが伴う。


その際に大切なのは、

変化しないものはないという前提のもと、

変化の方向と大きさを見据え、

今までのよかったものは残し、変えた方がよいものは変えることと、

目先のことではなく、先を見据え、それを達成するために、

今すべきことを考え、判断を下すこと。

痛みを伴ったとしても、先のために痛みをこらえ、乗り切ること。