6月4日に
韓国のJYJファンの方(私と同年代の学校の先生)と
渡韓中ゆっくりおしゃべりする機会がありましたが
彼女が言っていた話で記憶に残ったことに
「JYJほどのチケットパワーがあるグループは韓国では今いないし、
この先も出るのは難しいだろうと言われていますね。
今でさえ海外からファンをこれだけ呼べるのもJYJだけですし・・・」
あちらでは空中波にも乗れない
TVでも見られない3人ですが
そんな3人のがチケットパワーはすごい。
私の周辺もドラキュラチケットの入手困難さに
皆さんひーひー言ってはりますわ。
歩んだ困難の歴史が
固いファン層をさらに固くしたのも理由でしょうね。
この記事を読みながら、またちょっと思いました。
先日現在○Mさんのやってる世界的ミュージカルの
惨々たる失敗の酷評記事を読みましたが
お店にいらしたミューファンの方に聞いた話ですと
そのミュージカルの初動チケットはがんっと売れて
販売ランキング上位に入るのに
3日もすると
当初残チケット枚数が100枚だったのに手放す人が多く
あっというまに500枚に増え明らかに初動嵩増しだと。
好きなアイドが出るから、
という理由だけでは買ってもらえない時代になったのか?
はたまた最初から実はそれほどパイがないのを
嵩をあげただけなのか。
興味深い所ではあります。
ユチョンのファンミと一緒に来日したアイドルさんのファンミを取り上げて
韓流は生きているというニュースがありましたが・・・
「ぐるじい。」
と思ったのが正直な感想でして・・・。
韓流とユチョンやJYJは明らかにファンにとって
カテゴライズは別というのが解ってないと
商機を国家的に見誤っちゃうし痛いなあ~~~と。
長々書きましたが韓国国内のアイドル状況の記事です。
http://tvdaily.asiae.co.kr/read.php3?aid=1405225500729156010
歌謡界のテンポは速くなり、「カバー」しなければならない必要がある範囲は、海外にまで広がった。
世代を共にするトップスターは、さらに見るのが難しくなった。
「あのチームの歌良かったよ。誰だったっけ?『ㅂ』で始まるグループなんだけどな」
文字(子音)が一つ出てくるけど正解は容易に思い浮かばない。
ビースト、ビックスター、ビートゥビー、ボーイフレンド、ブラックピ、ビィワンエイポ、ビーエイピ―、パンタン少年団、ペッパー(百パー)セント、この中に正解があるはずだ。
区別するのも難しいボーイグループは、溢れ出て生れるのに残るものはほとんどいない。
こうした中で、歌謡界のビッグスターが現れるのは、さらに難しくなった。
ガールグループとは異なり、ボーイグループは、徹底的にファン層を基盤に動く。
堅牢な少女ファンたちの結集がアルバムの販売高を上げ、これをもとに、チームは、認知度を積む。
メンバー一人一人の認知度がたまると、チーム全体の影響力の相乗作用が起きてマスコミと結合して大衆性まで備えた「スター」が誕生する。
韓流は歌謡界にもう一つの収益構造に浮上し多くのアイドルグループ製作に乗り出した。
デビューするアイドルの数は指数関数的に増えており、これらのグループごとにそれぞれの色を出せずに「Kポップスタイル」を作り出すことにどまった。
HOT、god、神話などの第1世代のアイドルたちの時代以降、第2世代のアイドルボーイグループで、2004年にデビューした東方神起、2006年にデビューしたビッグバンの順であったが、
東方神起はJYJ(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)と別れてファン層も分け合うことになりアルバム販売率と海外人気は高くても大衆性のある活動を続けられずにいる状況である。
以降2008年にデビューしたシャイニー、ビースト(2009年デビュー)、インフィニット(2010年デビュー)等大型のグループが出てアイドル命脈しっかり保ったが、過去HOT、godなどの牙城と比較するのは難しい状況だ。
このような結果の原因は、アイドルグループが過度に多くの小さな市場とファン層を破壊しているという点、歌手が国内市場ではなく海外市場に注力し、絶対的な国内ファン層を長く保つことができないという点と、アルバムではなく、音源中心の市場が位置付けられ、「スター」より「歌」を中心に選択する消費者の性向が理由として選ばれた。
末永く歌謡界に留まりアイドルマーケティングを担当したある関係者は、
「歌謡市場が大きくなり、多くの歌手が出てくる状況で、過去のようなビッグスターが出てくることを期待するのは難しい」とし、
「小さなファン層をいくつかのグループと群小アイドルたちが交わしている状況である。
絶対スターが出るのは第1世代のアイドルよりも難しい」と話した。
この関係者は
「1世代のアイドルは、長期間の国内活動を通じしっかりとしたファン層と大衆性を備えることができた。
しかし、現在のアイドルは、国内と海外の両方の市場で活動するため、国内のファン層を末永く維持することが容易ではない。
現在ではファン層をベースにしたアルバム型のグループと音源を中心に大衆性を高める活動に注力する「音源グループ」に分けることができる。
二兎を捕まえるグループが出てくるのは容易ではない状況だ」と付け加えた。
ファン層をベースに大衆性まで獲得するためには、差別化されたコンセプトと企画力、そして大型の所属事務所のサポートが装備されている。
2012年にデビューしてミリオンセラーを達成したエキソ(EXO)程度がビッグスターとしての可能性を示した。
彼らはK(韓国での活動)M(中華圏活動)でチームを分けるユニークな戦略で、韓国と海外市場でトップグループに重ねたが、グループが人気の弾力性を得る頃に起きたメンバーペクヒョンの熱愛とクリスの脱退などは、
チームに悪材料として作用している状況だ。
ビッグスター、ビックグループの対価が切断された状況で、これに対する反応として過去の郷愁によった「オッパ」たちの帰還のブームだったりもする。
godは、12年ぶりに完全体にカムバックをして1世代のアイドルの郷愁を刺激し、フライトゥザスカイでも再会させて音源チャートを席巻した。
現在活動しているアイドルの中で、10年後を期待できるグループがあるだろうか。
「オッパたちの帰還」。この先、(生き残るのは)より困難になった。