昨日までとは違って、雨降りとなりこれといって用事もなかったので宛もなく車を走らせ昔訪ねた場所を訪れた。


とりあえず昔一緒に仕事をしていた人を訪ねて来たのだけれどあいにく留守で会うことができなかった。


次に行ったのは、海岸だ、海の家もちらほら立ち始めあとは夏を待つだけ・・・。

ここでも、よく飲んでいた・・・。


海に行くのが目的ではなく、そこでいかに酔うかということが目的で

いかに羽目を外し、自分の殻を破るかということが目的だったように思う。


とにかく日常からの開放感さえ感じられればそれでよかったのだ。


日常からの開放感などと言えば聞こえはいいが、言い換えれば日常生活から逃げていただけであって、なんの効き目もない・・・。


今考えると、「異状な状態」であると「安心感」が得られるというか、海で日焼けすることも水ぶくれができるほど焼けるとか、仕事も夜中までしないとどこか不安になるとか・・・・。


何かにつけて自分の体を痛めつけることで安心感を得ていたように感じる。

これはまさに「自傷行為」そのものであってなんの役にもたっていないのだ。


自己満足だけで生きてきたようなもので、「自分勝手」「わがまま」・・・・・・。

そんな生き方だった。