感情のコントロールができなくなり、いつもいらだちの中で生きていた。


怒りの衝動は自分の周りの人たちを苦しめ、その感情さえもおかしくしていったのだ、いつも誰かが、お互いの怒りの感情を押しつぶし合うために、会話もなくなり息苦しさだけが増してくるのだ・・・・。


気遣いは時の流れと共に、妙な感覚となり言いようのない空間となってしまっていた。


「家族」とはいえ、同じ目標だとか、同じものがなければただの共同生活者でしかなくなってしまう。


「家族」という本来ならば一番心休まる空間が、居づらい時間と空間になってしまったのだ。


これからどうする・・・・・?


どうすればいい・・・?


わからなくなってきた。