ほとんどのアルコール依存症患者は自分の生き方に嫌気がさしていて、生き方を変えるということは考え方を変えることではなく、行動を変えるということなのだ。
とはいえ、嫌気の指した生き方からの脱出は容易なものではない、生活のほとんどをどうにもならない状態にしているのだから、頭の中では嫌というほどにいろいろなことを感じながら生きているのだから・・・・
行動を変える・・・。仕事を変えてみたり、引越ししてみたり、愛する人との別れなど・・・・。
しかし、それは行動を変えたことにはならないのである。
とりあえず、敗北宣言をすることだ。
親兄弟、愛する人、子供らいずれの人たちが、いくら時間をかけて諭すように話してみたところでなんの解決にもならないのである。
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そこから、新しい生き方を見つけ出せば必ず行動は変化してくる。
考え方も、物事の見え方、感じ方も必ず変化してくる。