お酒が飲めなくなって3度目のお正月を迎えることができた。
ベロベロに酔いながら教会の前に現れた時を知る仲間は、すぐに入院するに違いないと思っていたらしい、
たしかに、とりあえずここでダメなら入院をしようと考えていた。
当時、家庭もうまくいかず、自分の居場所がなく、孤独だった。
教会のあの部屋に入るとき「ただいま・・・・」そう言って通い始めたことを思い出します。
どんなはなしをしても、「そうだよねえ・・・・」「うんうん・・・」そう言いながら聞いてくれる仲間たち、
なんなんだろう、この心地よい居心地・・・・
ガチガチに固まった自分の殻が少しづつ剥がれていくのを感じた。
・・・・・
奇跡なんだろうか?・・・
飲まずに生きている・・・・家族の誰もが求めてきたことだ・・・
母の突然の死を受け入れることができずに、依存症になり、見せかけだけの家族を作り・・・・
依存症と暮らす家族の苦しみなど思いもしないでいたが、今冷静に考えるだけでも恐ろしくなる。
どれほど家族は許してくれたかなどわかるはずもないが、家族揃い食卓を囲むというなんでもないことが今本当に幸せに感じることができる。
今日一日に感謝・・・・