この季節はこの地方特有の「時雨模様」がつづきます。
晴れていたかと思うと、急に鉛色の雲が冷たい雨を連れてくる。
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そんな季節の中で、やがて来る冬支度・・・
この地の人々はいく度となくそれを繰り返してきたのだろう・・・・
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知恵と工夫をかさね、自然に感謝することを忘れずに、文化という形で残してきたのだ・・・
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いま、私たちは文明と科学に依存し自然をないがしろにしてきた、その付けが今の社会の現実なのだろう・・・
荒れ果てた農地、動物の餌となる広葉樹のない山地、行き場をなくした獣たち・・・
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いつも思う・・・、この何もない田舎町・・・
だけど気づいていないだけで、本当は宝の山に囲まれた田舎町・・・