稽留流産手術の日 | 穏やかな気持ちで

穏やかな気持ちで

アラフォー新婚。
初めての妊娠を機に結婚が決まるものの、入籍前に流産がわかりました。

3月入籍後に稽留流産手術
8月化学流産

翌年6月無事出産しました٩(ˊᗜˋ*)و

自然排出を待っていたが、体調や仕事を考慮し、手術することにした。


手術当日は母に送られ、夫と病院で待ち合わせ。

夫に付き添いをお願いした。


吐き気が止まらず、診察前に嘔吐。

エコーで内診。

人間の形をした赤ちゃんがいる。

頭、足、手、胴体がわかる。

可愛かったな。

でも動いていない。


膣を拡げる棒を入れ激痛と共に吐き気。

診察後にも嘔吐。胃液まで。


その間に入院案内の看護師さんが車椅子を用意してくれ、車椅子で入院申込&病室へ。


夫とは食堂で離れた。

手術前まで外出。



飲む抗生剤は20分後に吐いた。

黄色の胃液、緑色の胆汁?かなり吐いた。


点滴の抗生剤のアレルギー検査。

問題なかったので13時から点滴。


夫食堂に到着。

駐車券の割引用紙を届けると

パジャマに点滴とまさに病人姿に

「うわ」と。

彼、こーゆーの苦手なんだよね。


14時歩いて診察室へ。

綿と棒を取るのが痛かった。

あとは静脈麻酔で腕がピリピリして記憶ない。

あー、赤ちゃんに会いたいです、見れますかって聞けないなー。なんて考えて意識なくなる。


意識が戻ると泣いていた。

手術が終わってストレッチャーで運ばれて


赤ちゃんに会いたいっていえばよかったな

もうお腹にいないんだな

夫に手を握って欲しいな


看「旦那さんですよー」

うっすら目を開けるも見えない。過呼吸で苦しい。

夫「こんな感じなんですか?」

という会話と誰かが頬を撫でたのを最後に意識飛ぶ。

夫とはここで離れる。コロナ禍って辛いね。


「せーの」

ベッドにつき、過呼吸で暴れてた。

声に出来なくてうめいてた。

吐き気用のバケツ、ナースコール、ティッシュを手元に置いてもらい

「何かあったら押してくださいね!」

必死に頷く私。


2時間ほどして目が覚めて

嘔吐用バケツを顔にすっぽりはさめたまま起きて笑えた。


点滴が終わって看護師さんが

「じゃあ、トイレまで歩いてみましょう」

と歩かせる。

ベッドから起き上がる時はフラフラしたけど

あとは問題なかった。


パンツもパジャマもはかせてもらってたみたい。

ナプキンにはうっすら血が出ていて

赤ちゃんもういないんだな、って思った。


腹痛も気分が悪くなることも無く、散歩がてら売店まで行ったり、

同じ部屋の方からもらったせんべいやヨーグルトを食べる。

昼食抜きだったので生き返った。


夕飯は口に合わなかったおかずを少し残した。


22時過ぎに就寝。

3時にトイレに起きる。

右腹が痛むので、ナースステーションに行くも看護師さんおらず…

ナースコールが沢山なっていた。

忙しそう。


少し待つと、やっと看護師さんが戻ってきたので痛み止めを欲しい旨を伝えた。

ベッドで待ち、10分後飲んで眠る。