子宮頸ガンで亡くなった母のこと
コチラ↓の続きです
10月13日 午後 湯灌の儀終了
19時からの通夜のため、買い出しです
久しぶりに親戚が集まりますからね
コロナ禍とは言え、通夜振る舞いは必須
わざわざ集まってくれる親戚を接待せずに帰す訳にはいかないのです
葬儀場で精進料理を注文してはいましたが、足りなさそうなので、近くのスーパーに惣菜や飲み物を買いに行きました
その後も、通夜の段取りを確認したり、葬儀の前のお斎(おとき)の数や、火葬場に行く人数の確認、あれやこれやとバタバタです
19時からの通夜だけれど、かなり早くから来てくれた親戚もいて、お茶を出したり、母のことを聞かれるので、それぞれに説明したり・・・
いやいや、葬儀って大イベントです
コロナ禍だから、簡単に済ませると思っていたのは間違いだった
そして、最も気になったのは、お寺へのお布施
どのくらいの金額、そして、いつお渡しすればいいのか
仏壇がなかった実家
それまでお寺とのお付き合いもありませんでした
幸い、義実家も同じお寺で、これまで何度も葬式を出しているので義父に相談してみました
義父によれば、30万円がいいのではないかと・・・
結構な金額なのね・・・
それと、四十九日の法要の時にまとめてお渡しすればいい、と
このお渡しの時期については、ちょっと不安だったので、通夜の直前にご住職にご挨拶した時に直接聞いてみました
すると、葬儀の後、お寺にお持ちして、その時に四十九日の法要の日時を決めましょう、とのご住職の話
ということで、お布施に関しては葬儀の後にお寺に直接持参することで決定
それは一件落着
そして、通夜は形式通りに進み、喪主である父の挨拶も簡単に終わった
「喪主の挨拶は難しい話はしなくていい、感謝の言葉さえ述べればいい」と言っていた通りの挨拶でした
父は挨拶文を紙に書いて用意することもなく、簡単なものだったけれど、心がこもっていて良い挨拶だったと私は思った
そして、怒涛の通夜振る舞い
コロナ禍で集まることもなかった親戚が、久しぶりに会したということで、みんな話に花が咲いていた
母の思い出話、昔話、お酒も入って楽しそうで良い会だった
それにしても、こういう会って、もっとしんみりするものだと思っていたけれど、そうでもないのね
もうみんな年寄りだから慣れているのかな
久しぶりに会った叔父さんや叔母さん達は、それぞれに可愛く年をとっていた
そりゃ、私も年を取るはずだ
ところで、その楽しい会の間に確認しなければならないことがあった
葬儀の前のお斎の数である
多すぎても困るし、足らなければ大問題である
親戚一人一人に確認し、翌日の集合時間の念を押した
中には通夜には来なかったが、葬儀には来ると言う親戚もいたりで、お斎の数はちょっとしたパニックになった
結果、次の日、お斎の数はギリギリ足りたのだけれど、予定外の親戚も来て大慌てした
そして、それ以上に大慌てすることが起こった
葬儀って、それぞれ違うのだろうけれど、きっとどれもドラマに出来るのではないか
そう思える程、ここに書けない程いろいろあって、心底疲れたのであった