丸尾末広が好き・・・ではないです。
寧ろ嫌いな部類です。
なるべく触れないように過ごしてきました。
子供の頃からスプラッタなんかのグロいのが苦手で、彼の作品はかなりエロくてかなりグロいって聞いてましたから。
この度、避けてきた道を突然通ったのだからきっかけがあるのです。
『芋虫』
江戸川乱歩の小説を原作としたマンガです。
丸の内オアゾ内の大きな本屋さんの中に、松丸本舗という本屋さんがあります。
本屋の中に本屋があるというよくわからないつくりですが、この場所の雰囲気と品揃えが大好きなんです。
先日紹介しただまし絵の本もここで見つけたもの。
そして『芋虫』もここで見つけたのでした。
正直どちらかというと江戸川乱歩に興味がありました。
『少年探偵団』シリーズ好きな少年だった自分は、江戸川乱歩が子供向けのもの以外に、エログロな作品を残していること知っていました。
その中でも特に聞くことの多いのが『芋虫』。
小説読む程ではなかったけど、マンガなら読みやすいかなと。
そんなことで読んでみたこの作品。
実に卑猥でそしてグロい。
マンガ化でどれ程原作に忠実なのかわかりませんが、テーマ自体がそれに尽きる感じ。
素晴らしいと言えるものではない。
しかし、いままで触れてこなかった世界がそこにはありました。
『パノラマ島綺譚』
同じく江戸川乱歩原作のマンガ化。
同じ店で見た際迷わず購入しました。
これはとても好きな作品でしたね。
おそらく原作も面白いと思う。
なんか独特な変に綺麗な絵が奇妙な世界を絶妙に表現しています。
読み終えた時の気持ちは言葉にしがたい。
わかる人は読んだらいい。
万人におすすめできやしませんけどね。
そして、先日ついに買ってしまいました。
『少女椿』
原作なし。
混ぜ物なしの丸尾末広のマンガです。
この作品、可哀想なみどりちゃんのいつまでも救われない姿に、いつしか心奪われていました。
しかし読み終えて思うのは、やはり自分はこの人を嫌いだということ。
好きになってはいけないということ。
そして裏を返せば好きになってしまいそうな自分がいるということ。
この世界、気付けばどっぷりハマってしまいそうです。